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2.1 機器の準備をする
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撮影済みのミニDVテープが入ったデジタルビデオカメラから,映像をコンピュータのハードディスクに取り込むために,必要な機器を準備します。 |
コンピュータ
IEEE1394(DV端子)に対応しているコンピュータが必要です。対応していない場合,IEEE1394カードを取りつける必要があります。 |
補足 IEEE1394カードとは?
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【IEEE1394の接続口のないコンピュータに,デジタルビデオカメラを接続するために必要な機器です。デスクトップコンピュータの場合は,本体の拡張スロットに挿入する拡張カード型を選びます。ノート型コンピュータの場合は,PCカード型を選びます。】 |
IEEE1394ケーブル
コンピュータのIEEE(DV端子)の接続口は,4ピンまたは6ピンです。ピンの数にあったIEEE1394ケーブルを用意します。 |
【機器を接続する】
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デジタルビデオカメラをIEEE1394ケーブルでコンピュータに接続します。デジタルビデオカメラは,録画モードではなく再生モードにしておきます。 |
2.2 映像を取り込む
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デジタルビデオカメラとコンピュータを接続したら,ビデオ編集ソフトを起動して映像を取り込みます。取り込むとムービーファイルが作成され,コンピュータで映像を編集できるようになります。
手順を確認しながら,作業の流れを見てみましょう。 |

- ビデオ編集ソフトを起動します。
- [ファイル]メニューの中にある[ビデオの取り込み]をクリックします。
- 取り込む映像にファイル名をつけ,保存する場所を決めます。
- 取り込む映像の品質と,取り込み方法を確認します。
- デジタルビデオカメラで撮影済みのミニDVテープが再生され,同時に取り込みが始まります。
- 取り込んだ映像は,ムービーファイルとしてコンピュータに保存されます。
取り込みには多くの手順が必要ですが,一度覚えてしまえば簡単です。手順を確認しながら,ゆっくり操作してみましょう。 |
補足 ビデオテープ全体ではなく,必要な部分だけを選んで取り込むには?
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ビデオテープの必要な部分だけを,以下の手順で手動で取り込むことができます。
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[ビデオの取り込み]ウィザードの「取り込み方法」で,[テープの一部を手動で取り込む]をクリックし,[次へ]ボタンをクリックします。
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「DVカメラの制御」の各ボタンを使って,デジタルビデオカメラを操作することができます。取り込む箇所を探して,[取り込みの開始]ボタンをクリックすると,ビデオテープが自動的に再生され,取り込みが始まります。
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取り込みを中断するところで[取り込みの停止]ボタンをクリックします。
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取り込みが終わったら[完了]ボタンをクリックします。
取り込んだ映像は,指定した場所に指定したファイル名でムービーファイルとして保存され,「コレクション」領域に表示されます。 |
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補足 ビデオ映像は大容量
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ハードディスクの容量:ムービーファイルはサイズが非常に大きいので,コンピュータでビデオ編集を行うためには大容量のハードディスクが必要です。目安として,1時間のビデオを編集するのに40GB程度の空き容量が必要です。 |

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編集後にムービーファイルをミニDVテープに書き出す場合は,取り込むときに映像の品質をデジタルデバイス形式(DV-AVI)]にしておきます。 |
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