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ネット社会は、とても魅力的ですが、危険なこともたくさんあります。失敗なく安全にくらすためのポイントを学んで、インターネットの便利なサービスを使いこなしましょう。
みなさんは、ネチケットを知っていますか?ネット社会に参加する人たちが、お互いに迷惑をかけたり、不愉快な思いをさせたりしないように行動するための心がけです。ネチケットを知らないで、トラブルを起こしたり、トラブルに巻き込まれたりした人はいませんか?
ネチケットなどの「情報モラル」は、ネット社会に参加する市民が、お互いに尊重しなければならない道徳です。日常の社会と同じく、ネット社会でもモラルやマナーにそった行動を心がけましょう。
モラルの基本は、お互いの信頼です。人を信じる心を大切にするとともに、信頼を裏切らない行動をするよう心がけることが、お互いを認め合い、尊重しあう社会生活の基本となります。
しかし、人の信頼しあう心を逆に利用して、人をだましたり、悪いことをする人がいるのも事実です。ネット社会では、相手の顔が見えないことが多く、良い人・悪い人の見分けがつきません。“良い人になりすました悪い人”からだまされて、被害を受けることがないように、「情報安全」の知識を身につけて、賢く、自分の行動に自信と責任をもてるネットワーク市民になることを目指しましょう。
「ネット社会の歩き方」は、情報モラルと情報安全について、アニメーションでわかりやすく学べる教材です。インターネットで行われている様々なサービスの正しい使い方を知り、また、失敗の事例から、トラブルを避ける方法を知るケーススタディ(事例研究)を通して、ネット社会で正しく安全に過ごすための考え方と態度を養いましょう。
※ネチケット=ネットワーク上のエチケット(netiquette)● |
「学習ユニット」 問題点を把握して考える学習を始めるためのアニメーション教材です。 | |
・解説なし学習ユニット |
子ども自身が操作しながら進めることができますが、解説は表示されませんので、考える学習を主とした授業に適しています。平成12年度はこの解説なし学習ユニットを20個用意、平成13年度に14個を追加、平成17年度に9個追加し合計43個の学習ユニットになりました。 | |
・解説つき学習ユニット |
子ども自身が操作しながら、自己学習をすることができます。
教師や保護者が演示する場合は、解説画面の手前で止めて、意見発表や話し合いのあとで解説するとよいでしょう。平成13年度までの34個に解説画面を用意し、平成17年度にはまとめ画面を追加。合計43個の学習ユニットのすべてに、まとめと解説の画面を用意しました。 | |
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「電脳商店街」教材(平成13年度開発) | |
・電脳商店街シミュレーション |
オンラインショッピングの模擬体験を通じて、信頼できる商店の見分け方を学びます。安心して利用できる電脳商店はどれでしょう? | |
・電脳商店街ツアー | 文字入力を必要としないツアーバージョンです。教師や保護者が演示しながら、問題点を説明する場合に適しています。 | |
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補助教材 学習のための補助教材として、以下の資料を教師、生徒のために用意しました。 | |
・指導事例集 |
学習ユニット、電脳商店街を利用した授業事例集 | |
・プレゼンテーション資料集 |
学習ユニットを利用した一斉学習や情報教育のための研修会などで利用していただけるように、学習ユニット毎にイラストと説明文によるプレゼンテーション資料集 | |
・ワークシート集 |
生徒が授業の後のまとめとして活用するワークシート集 |