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●ハリラヤ・プアサ(イスラム暦10月1日) |
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●1ヶ月の断食が終わった日がハリラヤ・プアサです。この日から約1ヶ月間おこなわれるもよおしは,盛大なお祭りで,日本人にとってはお正月にあたるようにみえますが,実際にはお正月ではありません。イスラム暦の正月は別にあり,ハリラヤ・プアサはお正月とまったくちがう意味をあらわします。ハリラヤ・プアサの「ハリ」はマレー語で(日),「ラヤ」は(偉大),「プアサ」は(断食)をあらわしています。そしてイスラム暦の9番目の月(ラマダーン)が断食の月と決められています。これにはむかし,マホメットがきびしい断食をしたあとで,天使ガブリエルから教えをうけ,コーランをさずかったという故事にちなんでいます。そのため断食月は「栄光の月」とよばれます。
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