美術の歴史
人々の才能を刺激するものが少なかったという理由もあり,パナマの芸術面では,20世紀には目立った展開がみられませんでした。しかし今日ではさまざまな美術館やギャラリー,博物館がみられるようになってきています。作家としては大統領官邸のフラスコ画をかいたロベルト・レウィス(Roberto Lewis), 他にアントニオ・アルバラド(Antonio Alvarado),オルガ・シンクライル(Olga Cinclair)などがあげられます。また伝統的美術には,サンブラス自治区(クナ族)のモラ刺繍(ししゅう)を代表としてあげることができます。