イタイプー(発電所)
 ブラジルとパラグアイの国境パラナ川につくられたイタイプー発電所は,両国の共同事業で世界最大の出力をほこる水力発電所である。1975年に着工,1984年に開始した。主要ダムの長さは,1,406m,高さは最高185m ,貯水量2,010億立方m,水の排出量は毎秒58,000立方mあり,イグアスの滝の約30倍の排出量にあたる。出力70万kw / 時 の発電機が18基すべて作動すれば,1,260万kw / 時の発電が可能となる。(参考文献:地球の歩き方)