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●ムツオビアルマジロ2 |
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● 絶滅の危機にある生物のひとつ。ブラジル全土,ボリビア,パラグアイに生息する。学名 Euphractus sexcinctus。現地名で「Tatu−peludo(タトゥー・ペルード)」という。ペルードとは,毛があるという意味で,オビの付近に毛があることがこのアルマジロの特徴。 草原や農地の近くに,穴をほって住んでいる。昼は穴の中で生活し,夜は外に出て,カブトムシなどの昆虫,ミミズ,果実,シロアリなども食べる。危険を感じると体を丸め,ボールのようになって身を守る。また,くさった動物の肉も食べるため,現地では「死体を食べるアルマジロ」ともよばれている。鍬(すき)などを使い,穴をほると比較的簡単につかまってしまう。 |
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