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デジタルカメラは,ピントを自動調整機能によって合わせてしまうため,あえてピンぼけの写真を撮ることは困難です。
デジタルカメラの種類によっては,手動でピントを調整する機能を持っているものもありますが,ここでは,ピントの自動調整機能の特性を逆手にとって撮影する方法を学習します。 |
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1.1 マクロ撮影モードの設定 |
「マクロ撮影モード」とは,近くの被写体(数センチ〜十数センチ)にピントを合わせるための機能です。このモードで遠くの被写体を撮影すれば,ピンぼけの写真を撮ることができます。
デジタルカメラの設定を変更して「マクロ撮影モード」に変更します。
次のビデオクリップで操作を確認しておきましょう。
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- デジタルカメラの[マクロボタン]で,マクロ撮影モードに変更する
- 液晶画面でマクロ撮影モードになっていることを確認する
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マクロ撮影モード設定の様子をビデオで見てみましょう。 |
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デジタルカメラの撮影モードを変更する方法はメーカによって異なりますので,詳しくは各デジタルカメラの説明書を確認してください。 |
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次に,近くの被写体(数センチ〜十数センチにある被写体)にカメラを向け,シャッターボタンを強く押しこまずに,軽く押して「半押し」と呼ばれる状態にします。デジタルカメラは「半押し」の状態になって初めて自動調整の機能が働き,ピントの調整がされます。
押す強さはデジタルカメラの種類によって異なりますので,何度か練習が必要です。
「半押し」により,被写体にピントが合うと,デジタルカメラが,音やランプの光で知らせてくれます。この状態でシャッターボタンから指を離さない限り,ピントは固定されています。この状態を「ピントロック」と言います。
半押しの状態を左のビデオクリップで確認しておきましょう。 |
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次に,「半押し」の状態のまま,カメラを遠くの被写体に向けます。ピントロックにより近くの被写体にピントが合うよう固定されていますので,遠くの被写体はピントがずれていることが液晶画面で確認できます。
シャッターボタンを強く押し込むとピントがずれたまま写真が撮影されます。この状態のことを「全押し」と言います。
シャッターを切る様子をビデオで見てみましょう。 |
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