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デジタルカメラは,明るさも自動調整機能によって合わせてしまうため,あえて明るさのずれた写真を撮ることは困難です。
デジタルカメラによっては,「明るさ」を手動で調整できるものもありますが,ここでは,明るさの自動調整機能の特性を逆手にとって撮影する方法を学習します。 |
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3.1 フラッシュ撮影の禁止 |
デジタルカメラは,撮影環境が暗いときにはフラッシュを自動的に発光して明るく撮影しようとします。この際,明るさの調整もデジタルカメラ側で固定してしまうため,今回の撮影には不向きです。まずは,デジタルカメラのフラッシュ撮影を禁止しましょう。 |
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- デジタルカメラの[フラッシュボタン]を押す
- フラッシュ禁止マークが表示されるまで,[フラッシュボタン]を押す
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フラッシュ発光禁止の手順をビデオで見てみましょう。 |
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3.2 撮影場所を暗くする(暗過ぎる写真を撮る) |
フラッシュ撮影を禁止すれば,暗い場所でそれなりに暗く撮影することができます。しかし,デジタルカメラの自動調整によって明るさが調整されてしまうこともあります。
実はデジタルカメラは,シャッターボタンの「半押し」によってピントを調整して固定する(ピントロック)と同時に,明るさも調整しています。この特性を利用します。 |
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- シャッターボタンを「半押し」して明るさの調整を固定する
- そのまま,照明を消したりカーテンを閉めたりするなどして撮影場所を暗くする
- シャッターボタンを「全押し」して撮影する
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3.3 撮影場所を明るくする(明過ぎる写真を撮る) |
明る過ぎる写真を撮影する原理は,暗過ぎる写真を撮ったときと同じです。以下の手順に従って撮影してみましょう。 |
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- あらかじめ,照明を消したりカーテンを閉めたりするなどして,暗い撮影環境を作る
- シャッターボタンを「半押し」して明るさの調整を固定する
- そのまま,カーテンを開け,撮影場所を明るくする
- シャッターボタンを「全押し」して撮影する
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これで,デジタルカメラでわざとわかりにくい写真を撮影する方法は終了です。うまく使いこなして授業に役立ててください。 |
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