ビデオをプロジェクタで投影する
2.ビデオ映像の投影
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映像を映すという役割は同じでも,プロジェクタには,テレビとは多少異なる特性があります。ここでは,プロジェクタ装置の扱い方と注意点を中心にビデオ映像を投影する方法を学習していきます。

2.1 機器の電源を入れて映像の確認をする

・電源の投入
  (36秒)
高画質

低画質
手順
  • ビデオ装置の電源を入れる
  • プロジェクタの電源を入れる
  • ビデオ装置の再生ボタンを押し,投影された映像を確認する
  電源投入の手順をビデオで見てみましょう。



ポイント ビデオカメラの場合は「VTRモード」で電源を入れる
   
ポイント レンズの汚れや火傷などを防ぐため,光源の投影レンズを素手で触らないように注意
   
ポイント 目を傷める危険性があるので,点灯中は,光源を不用意に覗き込まないように注意

スクリーンにビデオの画面が表示されていれば,機器の接続と設定は完了です。しかし,場合によっては画面に何も表示されない,あるいは真っ青な画面や「NO SIGNAL」などといったメッセージしか表示されていないということもあります。その場合は,もう少しだけ,プロジェクタ装置側の設定を行う必要があります。

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2.2 入力信号を切り替える

プロジェクタにはビデオ以外にも様々な機器を接続して,それぞれの映像を投影することができます。そこで,プロジェクタ装置には,その機器からの映像入力信号を切り替えるためのスイッチが用意されています。いわば,TVのチャンネル切り替えのようなものですね。

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入力切替ボタン
手順
  • ビデオの画面が表示されるまで[入力切替]ボタンを何回か押す
  操作方法はメーカによって異なるので,プロジェクタの説明書に従ってください。通常は簡単なボタン操作で切り替えることができます。



ポイント どの入力に合わせてもビデオの映像が投影されない場合は,もう一度映像ケーブルの接続を確認する

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2.3 音声の確認をする

ビデオの音声を使用する場合は,音量の調整も忘れずにしておきましょう。

・音量調整の操作
  (52秒)
高画質

低画質
手順
  • ビデオを再生した状態で,プロジェクタ本体,あるいはプロジェクタのリモコンで音量の調整を行う
  音量調整の様子をビデオで見てみましょう。

操作方法はメーカによって異なるので,プロジェクタの説明書に従ってください。通常は簡単なボタン操作で調整することができます。



ポイント 音量を調整しても音声が聞こえてこない場合は,もう一度音声ケーブルの接続を確認する
   
ポイント プロジェクタ装置内蔵のスピーカは,簡易的なものが多いため,より良い音質が必要な場合は,外付けのスピーカを用意したほうが良い

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これでビデオをプロジェクタで投影する作業は終了です。うまく使いこなして授業に役立ててください。


次ページで覚えたことを確認しましょう。
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