電子メールや掲示板を利用する時のモラル
2. 電子メールを利用する際のマナー
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2-1. 電子メールを利用する際のマナー

電話や郵便物なら,発信する人がほとんどのコストを負担しますが,電子メールの特徴として,送る側も受け取る側も,ほぼ同じ分のコスト(通信料など)を負担することになる,ということがあります。
迷惑メールが問題になるのは,電子メールにこういった特徴があるためなのです。

発信する人と受け取る人のコストのイメージ
発信する人と受け取る人のコストのイメージ


(1)題名(Subject)を書きましょう。
  内容を推測できる題名を書いておくことは,電子メールのもっとも基本的なマナーの一つです。

(2) 電子メールを送る前に,送り先のメールアドレスを確認しましょう。
  メールアドレスを打ち間違えていないか,メールを送信する前に確認しましょう。
また,メールアドレスには,同時に複数の人に送るためのものもあります。そのメールアドレスが誰に送られるものなのか,確認しておくことも大切です。

ポイント
メールソフトに備わっている機能として,アドレス帳があります。
メールアドレスを間違えないためにも,アドレス帳を利用することをおすすめします。
ポイント

(3) 本文中に,自分が誰であるかを書きましょう。
  誰から送られてきたか分からない電子メールは,不気味に思うものです。
メールソフトには自動的にあらかじめ登録された自己紹介をメール本文の末尾につけてくれる「署名」という機能が備わっています。
名前やメールアドレスなどの情報を登録して「署名」機能を活用するようにしましょう。

(4) 他の人に同じ内容を転送することを要請するような内容の電子メールは,理由の如何を問わず,絶対に送ってはいけません。
  いわゆる「幸福の手紙」「不幸の手紙」のように,ねずみ算式に同じ電子メールが送られる状態になり,インターネット全体を混雑させる原因になります。
このような電子メールは「チェーン・メール」と呼ばれています。
たとえば「○○というウイルスに気をつけて!このメールを友達みんなにメールで知らせてあげてね!」という電子メールも,チェーン・メールになりますので,送ってはいけません。

【補足説明】電子メールは盗み見られる可能性があります

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