図形処理ソフトで画像のサイズなどを変える
3 画像の修正
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3.1 写真の画像を修正する

図形処理ソフトで写真の修正をします。写真には,汚れや表示したくない部分が含まれていることがあります。ペイント系ソフトでは,[消しゴム/カラー消しゴム]ツールを利用して消す方法もありますが,写真の場合は不自然になってしまいます。ここでは,ペイントを使って,不自然にならないように画像を修正する手順を説明します。

【近くの色でぬりつぶす】

修正する部分と似た色を使って,ぬりつぶします。

[色の選択]ツールをクリックして,修正する部分の近くにある似た色をクリックし,色をコピーします。修正する部分をクリックやドラッグして,ぬりつぶします。

[色の選択]ツール → 結果

【エアブラシでぼかす】

修正する部分と同じ色を使って,ぼかすことができます。

[色の選択]ツールをクリックして,修正する部分をクリックし,色をコピーします。[エアブラシ]ツールをクリックして,修正する部分をクリックやドラッグして,ぼかします。 はじめは難しいかもしれませんが,繰り返すうちに少しずつ感覚がつかめるようになります。練習してみましょう。

[色の選択]ツール →[エアブラシ]ツール → 結果

ポイント

ポイント 高機能な図形処理ソフトでは,モザイクをかける機能があります。

普通の画像 → モザイクのかかった画像

【肖像権と個人情報への配慮】

画像を利用するときは,不要な部分だけでなく,肖像権や個人情報に配慮した修正が必要な場合があります。肖像権は,自分の顔写真や肖像画が,自分の知らないところで勝手に使われないようにする権利です。そのため,本人の承諾なしに,その人を映した写真などを利用することはできません。また,利用目的によっては,住所や名前など,個人や企業・団体を特定する情報も見えないようにする必要があります。Webページに掲載したり,印刷物にして配ったりするときなど,多くの人の目に触れる可能性がある場合は,とくに気をつけなければいけません。

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