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5.1 カットのつなぎ方
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編集の際には,クリップとクリップの間が自然につながるようにします。 |
【異なったサイズの映像をつなげるようにする】
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同じようなサイズの映像をつなげると,流れが途切れて不自然に見えます。 |
サイズの違う映像どうしをつなげると,自然に見えます。いろいろなサイズの映像を組合わせることで,画面に変化をつけることもできます。 |
【インサートカットを使用する】
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同じようなサイズの映像や,被写体の向きがうまくつながらない映像しかないときは,どうしても編集後のつながりが不自然になってしまいます。このようなときは,2つの映像の間に別の映像を挟みこ込んでみましょう。前後の映像と違うタイプの映像を挟んでつなぐ手法を,「インサートカット」といいます。 |
同じようなサイズ,アングルの映像の間にまったく別の映像を挟むことで,つなぎの不自然さが隠されます。また,状況を描写する役割も果たしています。 |

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映画やTV番組などを参考にして,見やすく,効果的なカットのつなぎを考えましょう。 |
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撮影の段階から,編集を意識して様々なサイズやアングルの映像を撮っておくとよいでしょう。 |
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5.2 切り替え効果をかける
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場面が大きく変化するところ(シーンの変わり目)では,切り替え効果をかけます。切り替え効果とは,フェードインやフェードアウトのような,場面転換の映像効果のことです。
切り替え効果をかける手順を見てみましょう。 |

- 「ワークスペース」の表示を「ストーリーボード」にします。
- 「ビデオ切り替え効果」を一覧表示させます。
- 切り替え効果のクリップを,ストーリーボードに移動します。
- クリップを再生して効果を確認します。
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例示したビデオ編集ソフトには,いろいろな切り替え効果が用意されています。 |
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はじめのうちは,面白いので多用してしまいがちですが,使いすぎるとかえって効果がなくなるので注意しましょう。 |
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