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興味・関心・意欲を高めるIT |
a.全国どこでも手に入れられる生活情報
ITは,家庭生活に必要な「生活情報」を全国どこからでも入手可能にします。また,学習対象となる消費生活センターや研究機関などの施設が身近にない場合にもITは効果的です。国民生活センター(http://www.kokusen.go.jp)や研究機関などのWebサイトから時宜に適したデータを入手し,問題解決的な学習に取り組むことで消費者問題や最新の情報などを身近にとらえることができるようになります。
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b.様々な生活文化を知る手段
世界や日本における衣食住にかかわる生活文化の調査,比較研究及び調査研究の手段として,インターネットやデータベース,テレビ会議システム,Web掲示板などを活用すると学習に広がりがでてきます。
例えば,地域の食文化や住居の特徴について意見交換することで,地域間の暮らし方の違い,生活文化の違いに気付き,自分の生活にふさわしいよりよい生活を工夫しようという意欲を育てることができます。また,生活への関心が高まるとともに衣食住の文化として見つめる視点も同時に育成できます。
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c.自分の生活や家庭生活を見つめる手段
家族を取りまく問題はますます多様化しています。思考を深め合う学習では,家庭生活の意義や家族関係の重要性について,プライバシーに配慮しながら意見交換し,思考を深め合う手段として,Web掲示板や電子メールなどの活用が有効です。
時間や学級の枠を越えて意見交換ができるので,多様な考えに触れることも自己を見つめるきっかけとなります。
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電子掲示板の活用
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