授業におけるIT活用法
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  中学・高等学校 国語
効果的なIT活用法

(1)  プロジェクタを使った資料提示
 古典作品や歴史に関する作品,科学的な内容の作品などを取扱う場合,理解を助けるために資料の提示が必要となる場合があります。その際に,コンピュータ1台とプロジェクタがあれば,画像や動画の資料を提示することができます。

(2)  インターネットを使った調べ学習
 課題について調べる学習活動では,広い範囲から情報を集めて,自分のものの見方や考え方を深めることが大切です。インターネットを使えば,広い範囲から生きた豊富な情報を収集することができます。また,複数のWebページや図書資料との比較検討を行って,情報の取捨選択をすることにより,「読むこと」の能力を高めることができます。 インターネットの検索の様子
インターネットの検索

(3)  電子メールを使った手紙文
 手紙文の指導には,実際に手紙をやり取りすることが最も効果的です。電子メールを活用すると短時間でのやり取りが可能となるので,生徒の興味を喚起しつつ,効率的に指導することができます。また,校内LANを利用すれば,場面や相手を仮想設定して,電子メールを自由に行き来させることができます。さらに,学校行事開催の通知や記録をWebページに載せるなどの応用もできます。 生徒の作成したWebページの画像
生徒の作成したWebページ

(4)  ワープロソフトを利用した文章表現学習
 文法の指導は,実際の文章の中で,文の成分(主部・述部など)や単語がどのような働きをしているかを分析することが大切です。ワープロソフトの編集機能(下線・強調・色づけ)を利用すると,文章中の単語の働きを簡単に分析することができます。これにより,生徒の学習意欲を高め,指導時間の短縮を図ることができます。
 
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