授業におけるIT活用法
もくじ 前へ 次へ
  中学・高等学校 国語
(5)  プレゼンテーションソフトを使った発表
 プレゼンテーションソフトを活用すると,画像や動画の資料を提示することができます。プレゼンテーションソフトを活用して,説明や発表,報告などの表現活動を行うことにより,生徒の興味や意欲を喚起し,主体的な学習活動を充実させることができます。さらに,資料を作成することで,自分の発表内容を整理し,要約する能力を高めるとともに,効果的に表現する能力も高めることができます。 プレゼンテーションソフトを利用した発表の様子
プレゼンテーションソフトを利用した発表

(6)  テレビ会議システムを使った対話や討論
 対話や討論は,広い範囲で行うことによって,生徒のものの見方や考え方を広げ,互いの立場や考えを尊重して伝え合う力や態度を育成することができます。テレビ会議システムによって,遠隔地や専門家との対話や討論をすることが可能になります。 テレビ会議システムを利用した俳句会の様子
テレビ会議システムを利用した俳句会

(7)   読書活動の活性化
  「読むこと」の能力を高めるには,読書活動を活性化させることが大切です。
 学校図書館にコンピュータを1台設置し,図書管理・検索システム用ソフトを設定すれば,貸し出し業務の効率化,図書の稼働率などのデータ蓄積など様々な面で環境整備を行うことができます。また,検索機能を活用して,貸し出し情報を調べ,借りたい本を予約することができます。課題について調べる学習活動を行う際,キーワード検索の機能を利用すれば,自分の調べたい内容が記載されている図書をより早く見つけ出すことができます。校内LANを活用すれば,各教室のコンピュータからも図書検索が可能になります。さらに,インターネットを活用すれば,公立図書館などの図書検索も可能となります。
図書検索の様子
図書検索

留意点
(1) 資料を提示する際,実物を提示できる場合は,コンピュータに頼らないようにします。
もくじ 前へ 次へ
IT授業実践ナビ〜授業でITを使ってみませんか〜