授業におけるIT活用法
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 中学・高等学校 音楽
a.楽曲をより深く理解させるツールとしてのコンピュータの活用
 題材となる楽曲を演奏させることで,各パートの働きや旋律,和声を含む音と音との関わり合い,形式などの構成要素を音と譜面から同時に知覚できます。
 例えば,楽曲における主旋律と和音パートやベースとの関わりや,それぞれのパートの役割,また,フーガの楽曲における主題の現れ方や展開の仕方などを,音と楽譜の両面から理解させることが可能となります。
鑑賞の学習画面の画像
【鑑賞の学習画面】
鑑賞(フーガ)の学習画面の画像
【鑑賞(フーガ)の学習画面】
(株式会社「河合楽器製作所」) (株式会社「ミュージカル・プラン」
・YAMAHA CORPORATION)

b.鑑賞の授業における資料提示を行う装置としての活用
 マルチメディアソフトやインターネットを活用し,楽曲,楽器,作曲者などの説明,または,地元や日本各地の郷土の音楽,世界の諸民族の音楽や楽器の資料,そのほか楽曲に関する様々な資料をリアルタイムで,学習課題に沿って調べることができます。また,音楽辞書として活用できるソフトウェアもあります。
鑑賞(世界の音楽と楽器)の学習画面の画像 (株式会社ラティオインターナショナル
「世界の音楽と楽器HTML版」より)
【鑑賞(世界の音楽と楽器)の学習画面】  
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