授業におけるIT活用法
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 小学校 国語

(3)  発表をわかりやすくするためにITを活用 
 スピーチをしたり,調べたことを発表したりするときに,単に話すだけでなく,資料を提示しながら行うと,相手にわかりやすくなります。デジタルカメラで撮影した写真や,プレゼンテーションソフトやWebページ(注1)作成ソフトなどを使ってまとめたものをプロジェクタで大きなスクリーンに映すと効果的です。
スクリーンに映った酸性雨で立ち枯れた木々を,指示棒で指しながらスピーチしている児童のイラスト

(4)  ドリル型ソフトで繰り返し練習 
 ドリル型ソフトを活用して,漢字の反復練習をしたり,修飾語や指示語・接続語などの言葉の使い方を学んだりすることができます。
マウスを握って,コンピュータに向かっている児童のイラスト

(5)  作文をワープロソフトで清書
 生活作文や記録文,報告文などを書かせたとき,ワープロソフトを使って清書すると,推敲がしやすく,字の巧拙にかかわらず作品が評価されます。
コンピュータで作文を入力している児童の絵
 また,作品が電子情報として保存されるので,蓄積・加工が簡単にでき,こんな活用もできます。
  ●プリントアウトして掲示物に
  ●印刷して文集に
  ●Webページに作り替えて,校内LANで作品鑑賞・学校のWebサイト(注2)で作品公開

(注1) Webページ:インターネット上で公開されている文書。文書中に埋め込まれた画像や音声,動画などから構成されます。
(注2) Webサイト:Webページのまとまりのこと。また,Webページが置かれている場所のことを意味します。Webサイトの入り口である本の表紙や目次に当たるトップページをホームページといいます。
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