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容易になった創作指導
音をイメージしにくい楽譜による創作を,演奏の得意,不得意に関わりなく音を確認しながら学習でき,楽譜の意味の理解や創作活動の意欲を高めることができます。
また,従来難しいとされてきた創作指導が,容易にできるようになります。
【主な活用法】
a.編曲学習
コンピュータを使って,既習曲の速度や強弱,音色などを変えさせて編曲させてみたり,新たにリズム伴奏を付けさせ,児童の音楽的センスで様々な変化をさせながらシミュレーションを行わせる創作活動は,音楽の構造的側面の理解ばかりではなく,児童の新たな創造性を見いだし,高めたりすることができます。
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【メロディーに打楽器の伴奏を付けさせる編曲学習の画面】
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b.簡単な節づくり
五線紙(楽譜)だけの創作学習は,実際に鳴る音をイメージさせることが容易ではなく児童に学習させることが困難でしたが,音楽ソフトウェアを活用することで実際に楽器が演奏できなくても音で確認しながら学習でき,その垣根を取り払うことができるようになります。
この点ではコンピュータや音楽ソフトはとても効果的な教具です。 |