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より自然に親しみ,自然と関わるためのIT活用
住宅環境の都市化が進み,児童が遊びの中で自由に自然と触れ合う環境が減少しています。ITを活用することで,児童を自然から遠ざけるのではなく,逆に児童をより自然に親しませたり,より深く関わらせることが大切です。 |
例えば,自然観察に行く前に,マルチメディア図鑑を利用して児童に虫や魚などの生態や特徴,名前などを調べさせることによって,実際の観察がより深まります。また,観察の際にデジタルカメラで撮影した生物を,後日,教室で調べる際にも,ITは役立ちます。このような活動はあくまでも,自然体験のかわりとしてではなく,児童を自然事象に近づけ,引き込むための方策とすべきです。
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