(2) |
学習時間の中で常にコンピュータを使わせるのではなく,必要なタイミングで情報手段を活用させるようにします。そのためには,普通教室や理科室などでもネットワークを利用できる環境が必要で,場合によっては無線LAN(注1)を利用した校内のモバイル環境の構築も必要です。
|
(3) |
コンピュータを使って得た情報をそのまま信用するのではなく,自分が実際に観察や実験で得た情報と比較することで,情報を多面的に検証する習慣を身に付けさせることが大切です。また,ネットワークを活用して,いろいろな地域の児童同士が交流したり,意見を交換することも有効です。
|
(4) |
今後,高度な情報社会を迎え,情報を受け取るだけでなく,積極的に情報を発信する能力が求められます。実験や観察の結果をわかりやすくまとめて教室で発表したり,さらにインターネットから発信したり,データベースを共同で作成したりするなど,情報発信の場を設けて児童に発表・発信させる学習活動を取り入れることが必要です。 |