授業におけるIT活用法
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 小学校 算数
効果的なIT活用法

(1)  インタラクティブな掛け図(注1)でダイナミックな授業
   プロジェクタで掛け図のように投映された大きな画面上で,アニメーションや数を表示したり,動かしたりする様々な仕掛けが組み込んだ教材を使用することができます。拡大コピーや色づけの手間,費用も不要で,コンピュータとプロジェクタのスイッチを入れるだけで,ダイナミックな授業が展開できます。 資料画像1

(2)  難しい公式などを動画でイメージ化
   難しい数学的な事象も,思考過程を動画で表現すると,イメージとしてとらえ,わかりやすくなったり,理解を深めたりすることができます。導入,課題提示,解説,まとめ,復習など,様々な利用ができる動画素材もあります。短時間にまとめられた動画はダウンロードが手軽であり,簡単に日常の授業に組み込めます。 資料画像2

(3)  アニメーションで効果的な導入
   動きや音・ナレーションなどが加えられたアニメーションを使った学習課題を提示することによって,児童の興味・関心を学習内容に惹きつけることができます。また,具体的な事象を数学的に解釈する上で,抽象化・単純化することが必要な場合でも,そのアニメーションの特性や特殊効果などで表現することができます。 資料画像3

(4)  図形の美しさを体感できる作図ツール
 図形の変形機能により,一度の作図と変形で,何度も作図をするのと同等の学習が行えます。図形を連続的に変化させることによって,従来,別々に扱いがちであった図形の性質を関連づけることができ,図形の性質への理解を深めることができます。
資料画像4

(注1)  インタラクティブな掛け図:コンピュータ画面をプロジェクタなどで掛け図のように表示したもの。静的な従来の掛け図などとは異なり,授業の進み方に合わせて,マウス操作で図を動かしたり,動画やシミュレーションを表示したりできるものなどがあります。
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