授業におけるIT活用法
もくじ 前へ 次へ
 小学校 算数

<参考>
(2)(3)
平成13年度文部科学省教育用コンテンツ開発事業
「算数・数学の思考過程をイメージ化する動画素材集」
http://www.dainippon-tosho.co.jp/mext/nhk/

(4)(5)
平成10年度文部省学習用ソフトウェア研究開発委託事業
「操作実験ネットワーク数学 平面の図形」
http://www.dainippon-tosho.co.jp/san_sug/san_sug.htm

平成12・13年度
文部科学省学習資源デジタル化・ネットワーク化推進事業
「作図ツールコンソーシアム」
http://www.auemath.aichi-edu.ac.jp/dgs/index.htm


留意点

(1)  計算能力を養う場面では筆算などを行い,数の性質を調べる場面では電卓を使い,グラフの描き方を習得する場面では手書きで行い,資料の分析の場面では表計算ソフトを使うなど,授業のねらいに応じてIT機器などを利用するようにします。
(2)  コンテンツのよさが生かせるように利用場面を工夫します。例えば,説明的なコンテンツは,思考場面で利用すると知識を注入するだけになりがちですが,まとめや復習の場面では,短時間で学習内容を整理するのに効果があります。
(3)  児童が自分でコンピュータの操作をする場合,ある程度扱い方の学習が必要です。作図ツールや電卓の使用方法など,あらかじめ指導計画に組み入れ,学年に応じたIT機器や教科用ソフトウェアの活用ができるようにしておく必要があります。しかし,児童の操作技術の習得に過剰な時間が見込まれる場合は,教員による提示を中心に授業を構成します。
(4) 資料画像1  ビデオクリップを効果的に提示したり,動かすことのできない図を見て考察するだけでなく,作図ツールで図形を実際に変形してみるなど,従来の指導にITを新たな教材として付加する形で利用していくことが大切です。
もくじ 前へ 次へ
IT授業実践ナビ〜授業でITを使ってみませんか〜