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生活科は,具体的な活動や体験を通して身近な環境や自分の生活に関心を高め,生活に必要な習慣や技能を身に付け,自立への基礎を養うことをねらいとしています。
IT機器の使用は,児童の視覚,聴覚などの感覚を刺激し,興味,関心を高めることにつながります。意欲的に活動し,豊かな体験活動を繰り広げていくためにも,IT機器を活用していくことは効果的です。
この時期の児童の発達段階(言語能力,理解度,機器活用能力など)を十分に踏まえるとともに直接体験を効果的に進める観点から,IT機器の使用の創意工夫を図ることが大切です。
(1) |
"プロジェクタ"で,『 ここは,どこ?』
例えば学校探検や町探検の活動の導入に,プロジェクタに投影された写真は,これからの学習内容を興味深く示唆することにつながります。
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(2) |
"お絵かき機能"を使用して名刺づくり『よろしくね!』
マウスを使って,楽しくお絵かき。あるいは,スタンプを利用して,自分の名刺を作成。校内,校外でお会いしたお世話になる方へ,自分で作成した名刺を渡し,コミュニケーションの第一歩が意欲的に始まります。
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(3) |
"PDA"をもって,探検に出発!
児童数人による探検隊の軌跡も,いつでも携帯電話で教員がつかんでいれば,安心です。見てきたことの確認も随時できるほか,帰校してから報告し合うことも容易にできます。
ただし,児童だけで行動をとらせず,教員や保護者などの目の届く範囲に限る必要があります。
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