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中学校英語

アニメ等ホームページの英文の活用
生きた英語教材を利用した楽しいリーディング学習の展開

前のステップへ ステップ1概要 ステップ2授業準備 ステップ3IT活用のポイント ステップ4工夫・留意点 ステップ5応用事例・参考コンテンツ

こんな場面でも使える

応用場面
<FAQの活用>
アニメの漫画の英文だけでなく,英語版スヌーピーや英語版日本アニメのホームページなどのFAQ(Frequently Asked Questions)を利用すると,生徒は一層興味を持って取り組めるでしょう。FAQには,アニメのホームページであれば,そのアニメに対してよくたずねられる質問とその回答が掲載されています。日本人なら何の疑問ももたないが外国人だと疑問に思うような質問や,外国人によくわかるような解説・回答も掲載されていて,これらを読むことで生徒が異文化を感じることができるものもあり,国際理解教育に発展させることができます。指導手順の一例としては,次のようなやり方があります。

<個人単位>
1) アニメのホームページのFAQにアクセスさせます。

2) 生徒の興味・関心のある質問を選ばせ,それに自分なりの回答を考えさせます。ワークシート(あらかじめ用意したFAQに関するもの)を事前に作成しておき,そこに生徒が選んだ質問と,自分なりの回答を書かせます。自分なりの回答を考えるときに,インターネット上で必要な情報を集めさせることも大切です。

3) 生徒に自分なりの回答を作らせたあとで,FAQの中に英文で書かれている回答を読ませます。自分の回答とホームページ上の回答を比較して,考え方の類似点や相違点などを発見することができます。

<グループ単位>
1) 上記の活動は,生徒を2〜3人のグループにし,グループで質問を選ばせ,グループ内で協力しあいながらグループとしての回答を作成し,その後でFAQにある回答と比べさせることもできます。

2) 各グループの代表がクラス全体の前で,どのような質問に取り組んだか,自分たちの回答とホームページ上の回答の類似点や相違点は何かなどについて発表をしていき,最後にクラス全体でまとめをします。

<交流学習・国際理解への応用>
アメリカやイギリスやオーストラリアや韓国をはじめ,海外に提携校があれば,スヌーピーのコミックについて人気の高いものを3つ選ぶ活動をするとき,提携校といっしょに電子メールの交換やメーリングリストやテレビ会議などをやって意見交換をしてみましょう。日本の学校とアメリカの学校間で,選ばれたコミックや選んだ観点の違いがある場合,何が原因なのかなどをさぐっていくことを通して,異文化理解・国際理解へと発展させることができます。

 

<リーディング指導からライティング指導へ>
ワークシートによって調べた内容について,英語でまとめさせる等の活動により,リーディング指導だけでなくライティング指導へと発展させられます。
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これが使える

参考コンテンツ
英語版スヌーピーのホームページ(http://www.snoopy.com/ )

英語版スヌーピーのFAQのホームページ
( http://www.snoopy.com/comics/peanuts/contact_us/index.html )

子ども向けNASAのホームページ
( http://www.nasa.gov/audience/forkids/home/index.html )


この指導事例は長野県下諏訪町立下諏訪社中学校 久保田俊也教諭の協力を得て,撮影しています。
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