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2.1 取り込みソフトを設定する |
原稿の種類に合わせて設定を選択し,取り込む画像の利用目的に応じて解像度を調整します。解像度とは画質のきめ細かさのことで,数字が大きくなるほど細部まではっきりと取り込まれます。しかし,その分取り込みに時間がかかり,画像のデータ量も大きくなります。 取り込みソフトの中には,原稿の種類と利用目的をそれぞれ設定から選ぶだけで自動的に解像度を設定してくれるものもあります。
最初に一度設定しておけば,続けて取り込む際に再度設定しなおす必要はありません。 |
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- 原稿の種類や色に応じた設定を選択する
- 目的に応じた解像度の設定を行う
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取り込みソフトの設定の様子をビデオで確認しましょう。 |
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原稿の種類に応じた設定 |
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(設定の種類はメーカによって異なります。)
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原稿の色に応じた設定 |
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(設定の種類はメーカによって異なります。)
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目的別の解像度の目安 |
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- Web,画面での表示:72〜96dpi
- 印刷物の作成:200〜600dpi
- 画像編集ソフトでの加工:300dpi以上
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(通常の教材であれば72〜96dpiでよいでしょう。) |
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2.2 取り込み範囲を指定する |
イメージスキャナの取り込み面全部を取り込む場合は,これまでの設定だけで取り込み可能です。しかし,本当に必要な部分だけを選んで取り込みたい場合は,次のような範囲の指定を行うと無駄がありません。 |
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- [プレビュー],あるいは[プレスキャン]のボタンを押す
- 取り込みソフトに取り込み面の全体の様子が大まかに表示される
- 表示された画面上でマウスをドラッグして,取り込みたい範囲を指定する
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取り込み範囲を指定する様子をビデオで確認しましょう。 |
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範囲指定の枠は,一辺ずつ調整することができる |
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(一度で範囲を決める必要はない) |
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プレビューは仮の読み込みであり,本当にデータが記録されたわけではないことに注意 |
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機種によっては,プレビューの読み込みの際に,読み込み範囲を自動的に決めてくれるものもあります。修正の必要が無ければ,そのまま取り込みを実行することができます。 |
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- [スキャン],あるいは[取り込み]のボタンを押して,取り込みを開始する
- コンピュータの画面に取り込まれた画像が,画像編集ソフトの新しいウィンドウとして表示される
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取り込みを行っている様子をビデオで確認しましょう。 |
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取り込み中は,イメージスキャナの上蓋を開いたり,原稿を動かしたりしないように注意! |
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取り込みが終わったら,取り込みソフトを終了しておく |
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(ソフトによっては自動的に終了する場合もある) |
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画像編集ソフトではなく,イメージスキャナに付属のユーティリティソフトから取り込みソフトを起動した場合,取り込みが完了すると,新しいウィンドウで表示せずに,あらかじめ指定したフォルダに自動的にファイルとして保存してくれるものもあります。 |
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