デジタルカメラの上手な撮影法
2.ピントロックによる撮影
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中央に被写体のない写真
シャッターボタンの「半押し」によりピントの自動調整を正しく行うためには,被写体が写真の中央にある必要がありますが,左の例のように写真の構図によっては被写体が写真の中央にない場合があります。そのような被写体にピントを合わせる方法を学びましょう。

2.1 被写体を中央に合わせて「半押し」してから構図を決める

シャッターボタンを「半押し」にしてピントが自動調整されると,「半押し」にしたシャッターボタンを離さない限り,ピントの状態が固定されます。この状態のことを「ピントロック」と言います。写真の中央に被写体がないときは,このデジタルカメラの特性を利用して写真を撮影することができます。

・ピントロック
  (36秒)
高画質

低画質
手順
  • 被写体を中央に捕らえる
  • シャッターボタンを「半押し」にして,被写体にピントを合わせる
  • シャッターボタンを「半押し」にしたまま,液晶画面を見て構図を決める
    (被写体を中央からずらしてもピントはあったまま)
  ピントロックの様子をビデオで見てみましょう。

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2.2 画面でピントが合っていることを確認し,シャッターを全押しにする

・シャッターの全押し
  (15秒)
高画質

低画質
シャッターボタンを強く押し込み「全押し」します。
これで,被写体が中央にいない写真を撮ることができます。

シャッターを切る様子をビデオで見てみましょう。

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次のページで,被写体にカメラを近づけて撮影する方法について学習しましょう。
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