プロジェクタの上手な操作法
2.プロジェクタの活用
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2.1 プロジェクタのリモコンを活用する

多くのプロジェクタ装置には,プロジェクタを操作するためのリモコンが付属しており,中には接続しているコンピュータのマウスとして機能するものもあります。コンピュータから離れた場所で説明している場合でも,この機能を活用することでスムーズに授業を進めることができるのです。

USBのマーク
USBのマーク
プロジェクタのリモコンをマウスとして利用する場合,プロジェクタ本体とコンピュータを「USB(ユー・エス・ビー)ケーブル」と呼ばれるケーブルで接続する必要があります。
お使いのプロジェクタ装置,およびコンピュータに「USBコネクタ」が存在するか確認しましょう。コネクタには一般的に左のようなマークがつけられています。

・接続と操作の手順
  (50秒)
高画質

低画質
手順
  • プロジェクタとコンピュータを「USBケーブル」で接続する
  • リモコンのボタンを操作して,動作を確認する
  操作方法はメーカによって異なるので,プロジェクタの説明書に従ってください。

接続と操作の手順をビデオで見てみましょう。



ポイント 「USBケーブル」は,奥までしっかり差し込む
   
ポイント リモコンはプロジェクタ本体,あるいはスクリーンに向けて操作する
  (立ち位置によってはリモコンの信号が届かない場合がある)
   
ポイント リモコンの電池切れに注意!

プロジェクタのリモコンでコンピュータのカーソル位置まで操作するのは少々難しいかもしれませんが,クリックでスライドのページをめくるといった操作ぐらいなら簡単です。ぜひ活用してみましょう。

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2.2 ホワイトボードや黒板に投影する

プロジェクタによる理想的な投影対象は専用のスクリーンですが,多少の見づらさに目をつぶってホワイトボードや黒板に画面を投影することで,投影画面と書き込む部分を連携させた,広がりのある授業を展開することが可能になります。

・ホワイトボードに投影する
  (23秒)
高画質

低画質
手順
  • ホワイトボード,あるいは黒板にプロジェクタを投影する
  • 投影された画面に手書きの説明を加える
  活用の例をビデオで見てみましょう。



ポイント 黒板に投影する場合,投影モードで選択できる機種では「黒板投影モード」を選ぶとよい

最近ではマグネットで黒板に貼り付けて,水性マーカーで書き込みができるスクリーンなども販売されています。このようなものを利用することで,見易さの点もカバーできるでしょう。

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2.3 コンピュータ以外の映像と切り替えながら利用する

プロジェクタは,コンピュータ以外にも様々な映像機器を接続して投影することができます。たとえばビデオなどの映像とコンピュータの画面を切り替えながら利用することで,教材としての表現の幅が大きく広がります。

・映像を切り替えながら利用する
  (59秒)
高画質

低画質
手順
  • プロジェクタにビデオカメラを接続する
  • 「入力切替」ボタンを押して,スクリーンの映像をコンピュータ画面からビデオ画面に変更する
  • ビデオ再生とコンピュータの画面を切り替えながら授業を進める
  活用の例をビデオで見てみましょう。

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工夫次第で,まだまだ効果的な利用方法は見つかるはずです。


次のページで,プロジェクタを利用する上での注意点について学習しましょう。
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