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中学校国語

ワープロを活用して要約の学習を効果的に行う
教材文の不要部分を削除しながらの要約,デリートキーだけでできる要約指導

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準備するもの・必要なIT環境

この授業を実施するために必要なものは,コンピュータとワープロソフト,そして教材文のデジタルデータです。


コンピュータとワープロソフトの準備

生徒全員に一台ずつのコンピュータとワープロソフトを準備します。

教材文のデジタルデータの準備

要約に適した教材文を用意します。(本事例では「クジラたちの音の世界」『国語1』光村図書を使用)
教科書に付属している教材CDなどに教科書全文のデジタルデータ(テキストデータ)があればそれを活用します。
イメージスキャナとOCRソフトを使って,教科書やその他の印刷物から教材文をデジタル化(テキスト化)することも可能です。
 
 
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教材文のデジタルデータの配布

教材文のデジタルデータを生徒それぞれのコンピュータへコピーします。
学校のコンピュータルームの整備状況に応じて,配布方法を決めてください。
簡単なやり方としては次の方法があります。

<ネットワークが活用できる場合>
(1) コンピュータ教室にLAN管理ソフトがあれば,授業の時に教員用コンピュータから,その場で教材配布機能を使って配布ができます。
(こうした機能の有無はコンピュータ室の整備担当者に問い合わせてみましょう。)
(2) 上のようなソフトウェアがない場合,教員用コンピュータに共有フォルダを作って,そこに教材文のデータを一時的に保存し,授業の際に生徒が自分で呼び出すようにすることができます。
(3) いずれの場合も,教材が著作物である場合には注意が必要です。
その授業を行う教員や児童であれば,授業に必要な著作物を複製することが認められていますが,校内LANなどにデータを保存し,他の教員も見られるようにするためには,事前に著作権者に許可を受けることが必要です。

<ネットワークが活用できない場合>
(1) あらかじめ教材文のデータを各生徒用コンピュータのマイ・ドキュメント等の文書フォルダにコピーしておく。
(「書き込み禁止」の属性を付けておくと,何クラスか授業するために複数の生徒が同じファイルを使うケースにも直接書き換えができなくなるので,安心です。
(2) 生徒用フロッピーディスクにコピーしておく。(生徒数分のコピーが必要なので,手間はかかりますが,最も単純な方法です。)
 
 
 
 
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