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中学校数学

因数分解の基礎的な技能の定着(3年)
表計算ソフトを活用した自動学習プリント作成

ステップ1概要
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1.

学習プリントを利用した基礎的技能の定着

正の数・負の数の計算,因数分解や多項式の展開などの技能は,継続的に学習をすることによってはじめて定着する学習内容です。このような基礎的な技能の習得が十分であれば,日頃の数学授業も楽しく学習することができますが,不十分であると,数学の授業自体が苦痛になり,学習意欲を低下させてしまいます。
そこで,基礎的技能の習得のためには,当該の単元での練習はもちろんのこと,単元終了後も定期的に練習できるよう,学習プリントを作成し,数学授業の開始時に10分程度の時間をかけながら繰り返して練習することにより,生徒の基礎的技能は格段に向上します。

2.

表計算ソフトを利用した自動学習プリント作成

自作の学習プリントは効果的ですが,実際に作成してみると,一見単純な計算問題であっても,利用する公式や係数の大きさ,数の組み合わせなどによって問題の困難度は著しく異なり,1枚のプリントを自作することは大変な作業になります。そのため,本来の効果的な利用法である繰り返し学習を行うためには複数の学習プリントを作成しなければならず,大変な作業になります。
そこで,表計算ソフトを利用して「自動学習プリント作成」を行います。一つ一つの問題を作るための係数や公式のパターンをあらかじめ関数として組み込んでおくことによって,生徒に習得させたい技能の学習プリントを作成することができます。複数の学習プリントを数分で準備することができるため,授業での繰り返し学習を効果的に行うことができます。

学習指導要領との対応
第3学年
内容A 数と式
(2) 文字を用いた簡単な多項式について,式の展開や因数分解ができるようにするとともに,目的に応じて式を変形できるようにする。
簡単な一次式の乗法の計算ができ,次の公式を用いる簡単な式の展開や因数分解ができること。

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特に推奨するものではありません。
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