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中学校数学

斜面をボールが転がっていく様子をビデオクリップで提示(3年)
現実場面をモデルとして提示し,課題をつかみやすくする

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斜面をボールが転がるビデオクリップを使って,二次関数の存在を理解するという課題を提示
  ・映像を見る  (0分55秒)
高画質 低画質

ポイント1 現実場面の動画をモデルとして利用する

授業の冒頭で「これから考えるべき課題」を明確に提示することによって,生徒は本時の課題を明確に把握することができます。そのために,教科書に書かれた図だけではなく,現実場面の動画を提示することにより,想像の世界ではなく現実にありうる事象であることが理解でき「本当にそうだろうか」という疑問を持たずに,課題に集中して取り組むことができます。

   

ポイント2 ビデオクリップの役割と特性

この授業で生徒が探究する対象は「表の値」ですが,表の値は,教科書に掲載された値を利用しています。提示するビデオクリップの中に表の値も含まれていることが望ましいわけですが,そこまで凝った映像を撮影することはなかなかできることではありません。教科書の図が現実にあり得る事象なのだということを理解するために,ビデオクリップを利用している訳です。
また,ビデオテープとは異なり,必要な回数,必要な場所を自由に選択しながら,情報を提示することができます。また,デジタル化してコンピュータ内に蓄えた情報は劣化しません。他のクラスでの授業,次の年度や,他の授業場面でも必要に応じて活用することができます。

 
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授業中,パソコンの画面を非表示にする時は,プロジェクタの光源を遮って利用
  ・映像を見る  (0分30秒)
高画質 低画質

ポイント3 プロジェクターの電源

授業中には,パソコンの画面を提示したい時と,提示せずに,板書などに集中させたい時があります。しかし,プロジェクターは,電源のON/OFFに時間がかかります。そこで,授業前に電源を入れてから授業中は電源を入れたままにしておき,必要に応じて光源を遮りながら利用しましょう。

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プロジェクタのデジタル拡大機能を使って,映像を拡大表示
  ・映像を見る  (0分10秒)
高画質 低画質

ポイント4 プロジェクターの拡大機能

生徒にできるだけ大きな映像を提示できるように,プロジェクターのデジタル拡大機能を利用することができます。
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複数のホワイトボードを,プロジェクタの投影と板書に利用
  ・映像を見る  (1分03秒)
高画質 低画質

ポイント5 プロジェクターの投影スペースと教室の配置

この授業では,ホワイトボードにプロジェクターの映像を提示していましたが,提示にあたっては,複数のホワイトボードを利用していました。板書するスペースを十分に確保するためです。
授業では,生徒とのやりとりの中で,板書したい内容が必ず出てきます。投影スペースと,板書スペースの割合を考えておきましょう。
また,プロジェクターが見やすく,しかも相互に話し合いがしやすいように生徒用の机を配置しておくことで,効果的に授業を進めることができます。
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