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中学校数学

「比例と反比例」(1年)
提示教材に関する様々な工夫(その2)

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準備するもの・必要なIT環境

提示するもの(事前にワープロソフトで制作した提示用教材),パソコン,イメージスキャナ,プロジェクタ,ペンタブレット。


プロジェクターによる教材の投影

プロジェクターの活用

本授業では,教材をプロジェクターを用いて提示しています。プロジェクターを用いることにより,授業の中で教師が示す様々な発問に対し,生徒は思考に集中することができます。
 


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問題場面の図。オートシェイプ機能を用いて長方形を描いてあり,大きさを変更することができる。

身近なソフトを利用した教材開発

ワープロや表計算ソフトは,多くの機能を持っています。考え方次第で,様々な活用が可能です。実は,多機能なプレゼンテーションソフトを使わなくても,身近なワープロソフトを利用して教材を作ることができます。
今回の授業では,問題場面の把握のために,ワープロソフトで用いた提示教材を利用しています。
また,校内の教師どうしでこのような提示教材を複数作成しており,校内LANを使ってそれらの教材を共有しています。


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フリーソフトであるMath98を使って,座標上に点を打っている生徒

フリーソフトの活用

数学の授業で活用できるソフトは,市販のものばかりでなく,ネットワーク上に公開されているものが多数あります。そのようなソフトは,さまざまなホームページで紹介されていますので,情報検索をしても簡単に見つけることができます。また,すでに利用されている方に聞いても,すぐに紹介してくれることでしょう。
必要なソフトを検索したり,知人に照会したりした後に,生徒に提示するパソコンにインストールします。その上で,演習問題を指定された形式であらかじめ入力しておき,必要に応じてすぐに問題を画面に提示できるようにしています。


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生徒のワークシートをスキャナでワープロソフトに読み込んだ提示

スキャナの利用

生徒が点を書き込んだワークシートをその場でスキャナを用いてパソコンのワープロソフトに読みとり,教材として提示しています。このような利用法によって,板書の時間を節約するだけではなく,より臨場感の高い提示教材を作成することができます。
また,このようにして蓄積した生徒のワークシートや提示教材は,校内LANを通して共有し,必要に応じて生徒に提示する教材として活用します。

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