具体的な実践事例
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  小学校・3年 音楽 愛知県名古屋市立長須賀小学校 廣田 元子
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 □一斉学習 ■グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 □導入 □展開 ■まとめ ■その他〔交流〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 □動機付け □教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 ■その他〔コミュニケーション〕
活用するIT ■コンピュータ □プロジェクタ □スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ ■ビデオ ■インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー ■その他〔ステレオセット,テレビ受像機〕

セールスポイント
自分が描いた絵を背景に,歌唱表現をしたWebビデオメール(クロマキー撮影可能なデジタルビデオカメラで制作)を使って,家庭や学校間の交流をする。
※クロマキー撮影とは・・・
画面合成の技法の一つ。背景をブルーなどにして人物などの被写体を撮影し,編集段階で別の画面にはめこむ手法。天気図の前で話すアナウンサーなど,テレビ撮影ではよく使われる手法。

単元名
「世界の友だちと歌で「こんにちは!」」
学習指導要領との対応:
第3学年及び第4学年 内容 A表現
(2)  言楽曲の気分や音楽を特徴付けている要素を感じ取って,工夫して表現できるようにする。
 歌詞の内容にふさわしい表現の仕方を工夫すること。

指導目標
(1) 自分が歌いたい曲の雰囲気が相手に伝わるような工夫をして,表現ができるようにする。
(2) 交流相手や保護者にビデオメールを添付してメールで送信できるようにする。

指導計画
(4時間完了)
第1次(第1時)
(1) 2人以上5人以下のグループができるようにする。
(2) ビデオにする曲,身体表現方法,背景画の構想を話し合い制作準備ができるようにする。
(3) 歌や身体表現の工夫→絵を描く→ビデオのスナップショットで絵を撮る等の作業手順を聞いて制作活動を開始することができるようにする。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
第2次(第2時〜第3時)
(1) ブルーの背景を背に,絵の静止画像と合成して映っているディスプレイを見て,自分の立っている位置を確認し,自分が描いた絵の中で歌の雰囲気と合った表現ができるようにする。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
(2) カラオケ伴奏で歌って,踊っているビデオの撮影ができるようにする。
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k
第3次(第4時)
(1) ビデオをMPEGファイルにしたものを電子メールに添付して送信できるようにする。
 ※イントラネットのメール機能を使って教員が内容を確認してから教員が送信する。
ビデオクリップサムネール4
ビデオ300k ビデオ150k

指導上の留意点
(1) 絵をスナップショットで撮るときは,絵を固定し,光が安定した場所で撮る。
(2) クロマキーで撮影するときには,ブルーの衣服は避ける。ブルーの部分だけ透明になってしまう。
(3) コンピュータのペイントを使った画像を背景にする場合は,ファイル名をメモリカードと同じにする。
例]ソニーのハンディーカムビデオを使う場合。メモリスティックに入れる画像はDSC00001.jpg又は,DSC00001.gif のようにしないと呼び込まない。DSC00001・・・DSC00002・・・と数字を増やしていく。
(4) 歌って,踊っての活動を一度にこなすのが困難な児童は前もって録音しておく。

参考資料
(1) 廣田先生のWebページ (年間授業計画や評価等)
 http://www.cty-net.ne.jp/~motoko/
(2) 絵の中に飛び込もう!そして,アニメと一緒にミュージカル!」 (年間の実践)
 http://www.cty-net.ne.jp/~motoko/15home/21mirai.htm

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