具体的な実践事例
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  小学校・5年 理科 滋賀県八日市市立八日市北小学校 井田 三良
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 □一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 ■その他〔観察実験〕
ITを活用する場面 ■導入 □展開 □まとめ ■その他〔顕微鏡で観察した種の同定時〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 □動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 ■その他〔プランクトンの同定〕
活用するIT ■コンピュータ □プロジェクタ □スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット ■デジタルコンテンツ ■CD-ROM □スピーカー ■その他〔ディスプレイ〕

セールスポイント
ディスプレイを利用し,電子図鑑について説明する。また,観察したプランクトンを,電子図鑑を使って検索する。

単元名
「動物のたんじょう→メダカのたんじょう」
学習指導要領との対応:
第5学年 内容 A 生物とその環境 (2)
 魚には雌雄があり,生まれた卵は日がたつにつれて中の様子が変化してかえること。

指導目標
身近な池の水中に生息するプランクトンを観察し,魚の餌になるプランクトンにはたくさんの種類があることを知る。

指導計画
(1) フローティングスクールで行ったびわ湖学習「プランクトンの観察」を思い出し,今日のめあて「身近な池(布施の溜)にいるプランクトンの観察をする。」を知る。
(2) 顕微鏡観察の準備をする。
(3) ディスプレイを使って,資料について説明する。
校内のサーバ内にある資料のホルダーを教え,その使い方(開き方)と資料の概要を知る。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(4) 顕微鏡でプランクトンを観察し,資料を使って種類を調べる。
種類を調べるための資料としては,以下の物を利用させる。
『滋賀のプランクトン(マルチメディア版)』(実践時は試作段階のもの)
滋賀県衛生環境センターのWebページ『びわ湖のプランクトン』・・学校のサーバ内にコピーしたもの
(5) 観察したプランクトンのスケッチを黒板に貼り出しまとめる。
(6) 顕微鏡の後片付けをする。

指導上の留意点
(1) 本校でのアンケート(右グラフ)から,児童はプランクトンの動きに着目していることが言えるので,顕微鏡で見させる試料は生きている物を使うようにする。
(2) 今回はスケッチをさせたが,スケッチの代わりに接眼鏡のところにデジタルカメラのレンズを付けてシャッターを押すだけで簡単に写真を撮ることができるので,撮った画像を使うこともできる。

参考資料
(1) 滋賀の理科教材研究委員会 「滋賀のプランクトン図鑑」編集委員会Webページ
 http://www.ds-j.com/nature/science/
(2) 琵琶湖のプランクトンWebページ
 http://www.pref.shiga.jp/biwako/plankton/

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