具体的な実践事例
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  小学校・6年 図画工作 熊本県熊本市立弓削小学校 西尾 環
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 □展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ □スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ ■ビデオ □インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
映像により動く作品のおもしろさに出会える。仕組みなどを拡大してみることができ,十分に理解できる。実際に作ってみたいという意欲も高まる。

単元名
「動くぞ動くぞ(クランクを使って)」
学習指導要領との対応:
第5学年及び第6学年 内容 A 表現
(2)  見たこと,感じたこと,想像したこと,伝え合いたいことを絵や立体に表現したり,工作に表したりするようにする。
ここでは,クランクという機構を利用した動きのある作品づくりを行い,楽しもうとするものである。針金を使ったクランクそのものは単純であるが,できあがりを想定して計画を立て,創造的な技能を生かして表現するのに適している。つまり,自分の表したいことに合わせて,材料を集めたり用具を活用したりしながら,基礎的技能を身につけ,創造性を高めることができる題材である。

指導目標
(1) クランクの仕組みを使って,楽しく動くおもちゃを作ることができる。
(2) アイデアに合わせて材料を集めたり選んだりし,見通しを持って計画的に作る。

指導計画
(1) 「クランクを使った作品」とその動きを見る。(実物及び映像で)
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(2) 簡単な作品(ミニ作品)を手順を踏んで一緒に作る。
(3) 自分で作りたい作品のアイデアを考え,材料集めをする。
(4) それぞれで工夫しながら作品を作る。
(5) 友だちと見せ合ったり回したりしてよさを認め合う。
(6) ビデオや写真に撮り,記録に残す。(掲示物やファイル)

指導上の留意点
(1) プロジェクタ利用は,必ず事前チェックを行い,授業前に準備をしておく。
(2) 見本を映像で見せる場合,いろいろな角度から取っておくとよい。
(3) 制作の手順,クランクの作り方(針金の折り曲げ方)のコンテンツがあるとさらによい。ただし,掲示用のカードも作成し,児童が常に見ることができる環境作りも必要。
(4) クランクを動かすとき,箱自体が固定できるような工夫ができればさらにいい。そうすれば,最後の撮影もしやすい。
(5) 準備物
(教員) 見本作品・針金(18番)・ストロー(太・細)・竹串・カッターマット・きり・ラジオペンチ・色画用紙や厚紙・プロジェクタ・ビデオカメラ・スクリーン
(児童) はさみ・カッター・ラジオペンチ・接着剤・セロテープ・牛乳パック・せんたくばさみ・身近な材料(いろいろな箱・ストロー・紙など)

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