具体的な実践事例
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  中学校・2年 社会(歴史的分野) 神奈川県相模原市立旭中学校 田中 伸一
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 □展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 ■学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ □スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
家庭電化製品の発明・発達を通して,生徒の家庭の台所における日常生活の原点を理解させることができる。
都市化のアパート生活の中,電気炊飯器が生まれたことが説明できる。


単元名
「日本の高度経済成長」
学習指導要領との対応:
内容 (5) 近現代の日本と世界
 高度経済成長以降の我が国の動きを世界の動きと関連させてとらえさせ,経済や科学技術の急速な発展とそれに伴う国民の生活の向上や国際社会において我が国の役割が大きくなってきたことについて気付かせる。

指導目標
(1) 1960年前後から以降の我が国における産業・経済や科学技術の著しい発達とそれに伴う国民生活の向上を気付かせる。
(2) 「高度経済成長」という節目となる事象を取り上げて扱い,実際の国民生活の向上を日常生活の中からとらえさせ,関心をもたせる。

指導計画
(1) 日常生活の中に電化製品が普及してきた時期と,現在の生活でも必要不可欠となっている電化製品をあげさせる。
(2) 生活に密着した電化製品をいくつかあげ,そのデジタルコンテンツをプロジェクタで投影する。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
※生徒にコンテンツを操作させることも可能である。
(3) 現在の電化製品との違いについて発表する。
(4) 池田勇人内閣の「所得倍増」を提示し,高度経済成長の授業を進める。

指導上の留意点
このコンテンツは任意の方向に回転させたり,一部を動かしてみることができるので,現在の電化製品と比較させながら提示することができる。該当するデジタルコンテンツには,電気炊飯器,洗濯機,電話機,白黒テレビ等がある。
 この当時の電化製品が博物館に収蔵されていることを紹介して,発展学習のきっかけを作ることもできる。
(1)
積極的な教材の工夫をすること。(今まで作り上げてきた教材にITの光を当てることで生徒の興味・関心をさらに引き立てると考える。)
(2) 新しい学習教材・コンテンツの試みと導入を図り,自分の授業に使える工夫を考えること。
(3)
授業内容を生徒の学習視点(目の高さ)に立つ中で進める努力を行うこと。

参考資料
(1) 平成13年度文部科学省開発教育用デジタルコンテンツ
 「静止画から教育用3D動画を作成するシステムの開発とモデルコンテンツの作成」
 http://ddd.nicer.go.jp/index.asp
(2) NHKプロジェクトX
  家電元年史上最強の営業作戦
   〜勝負は洗濯機・倒産工場と伝説のリーダー〜

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