具体的な実践事例
小学校 中学校 高校 特別支援教育 活用ポイントで探す オススメ 初心者向け Top
  中学校・1年 社会(歴史的分野) 神奈川県相模原市立緑が丘中学校 小松 正宏
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 ■学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
江戸時代の交易について,インターネットにある出島の資料などを活用して提示することで,生徒の興味を喚起することができる。

単元名
「江戸時代の鎖国期における国際関係」
学習指導要領との対応:
内容 (4) 近世の日本
 江戸幕府の成立と大名統制,鎖国政策,身分制度の確立及び農村の様子を通して,江戸幕府の政治の特色について考えさせる。その際,鎖国下の対外関係に気付かせる。

指導目標
(1) 鎖国後の世界との関係について,長崎・対馬・琉球・蝦夷地4カ所におけるオランダ・清・朝鮮・アイヌの人々との関係を考えさせる。
(2) 琉球や蝦夷地が幕藩体制に組み込まれていく過程について理解させる。

指導計画
(1) 出島に見られる人々の生活の様子をデジタルコンテンツをもとに観察させ,島内にある建物や土地利用の状況などをあげさせる。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(2) 長崎・対馬・琉球・蝦夷地における,貿易・交流の様子を調べさせ,そこでどこの国・人々と貿易・交流を行っていたか,調べさせて発表させる。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
(3) 琉球王国や蝦夷地への支配が進む様子を理解させる。
(4) 貿易・交流がオランダ・清・朝鮮・琉球・アイヌの人々に限られていた理由なども含めて,整理・まとめを行う。

指導上の留意点
これらのデジタルコンテンツを視聴させ,生徒の理解の共有化を図る。さらに,長崎の出島内部の様子などを自らインターネットで調べることでイメージ化を図らせたい。
 一方で,琉球・北海道の問題が明治維新後にもつながっていることを理解させたい。

参考資料
蘇る出島
 http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/dejima/

IT授業実践ナビ〜授業でITを使ってみませんか〜