具体的な実践事例
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  高等学校 生物I 沖縄尚学高等学校 上杉 兼司
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 □導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 □動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り ■体験の代行 ■その他〔体験〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ ■ビデオ □インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
自作のビデオクリップを用いることで,生徒に親しみを感じさせ,自分のスタイルにもあった展開ができる授業実践例。

単元名
「神経系とそのはたらき」
学習指導要領との対応:
内容 (2) 環境と生物の反応 ア 環境と動物の反応
(イ)  刺激の受容と反応

指導目標
反射や条件反射の例を自作ビデオクリップで見て,大脳を経由していない等の反射の仕組みと役割を理解させる。

指導計画
(1) 屈筋反射:熱いものに触れて,思わず手をどけ,そのあとで「熱い」と感じることをビデオから読み取らせ,なぜそうなるのか,なぜそうする必要があるのかを考えさせる。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k
ビデオクリップサムネール4
ビデオ300k ビデオ150k
(2) 反射の起こる仕組みを,黒板を使って説明し,その後,デジタルコンテンツを使い補完する。
ビデオクリップサムネール5
ビデオ300k ビデオ150k
(3) 膝蓋件反射:被験者を使い膝蓋件反射が起こる様子を見せる。仕組みの説明後,膝蓋件反射がどのように役立っているかを考えさせる。
(4) 脊髄の模式図をコンピュータに取り込み,反射経路を確認する。
(5) プレゼンテーションソフトを使いまとめを行う。

指導上の留意点
(1) ビデオクリップは,生徒が親しみを持つ先生に出演してもらい,親近感をだす。
(2) 1回の再生ではなく,質問を発したり解説を加えたりしながら,繰り返し再生し,印象づける。
(3) 被験者になるのをいやがることも予測されるので,あらかじめ生徒に頼んでおく必要がある場合がある。
(4) ヒントを与えながら,答を生徒から引き出すようにしたい。
(5) 事前に準備するビデオクリップは,少々オーバーになってもよいから,わかりやすくなるように演出をする。
(6) 自作のビデオクリップは,慣れれば簡単に作ることができ,自分の授業スタイルにあったものができ,様々な場面に応用ができる。

参考資料
情報処理振興事業協会
  コンピュータ教育開発センター「教育用画像素材集」
 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/

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