具体的な実践事例
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  高等学校 情報A 茨城県立東海高等学校 渡邉 英一
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 ■コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 □展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け □教員の説明資料 ■学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
自分の「キャッチコピーとイメージ画」をもとに自分自身について考え,自己紹介について考える。情報の授業の導入に!またHRでの活用も可能!
プロジェクタを利用し,生徒自身が自分に付けたキャッチコピーとイメージカラーを提示しながら自己紹介を行う実践である。


単元名
「情報伝達の工夫」
学習指導要領との対応:
内容 (2) 情報の収集・発信と情報機器の活用

指導目標
(1) 自分の考えなどを相手に伝え,理解を促すための工夫に気付く。
(2) 自己紹介という具体的な事例を通して,効果的な「情報伝達の工夫」ができる。

指導計画
(1) ファイルサーバからワークシートを読み込み,自分の「キャッチコピー」と「イメージカラー」について考え,決定する。

ワークシート(PDF)
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(2) ペイントソフトを使用して「キャッチコピー」と「イメージ」をデザインする。
 生徒作品例)
 
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
(3) 自分で作成した 「キャッチコピー」と「イメージカラー」をプロジェクタで提示しながら自己紹介を行う。
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k
(4) それぞれの自己紹介について,「キャッチコピー」などがどのような効果を持ったか考えさせる。そして,事前に送っておいたメールの返信として自己評価と感想を送信する。
ビデオクリップサムネール4
ビデオ300k ビデオ150k
自己評価と感想の例」

 生徒1(女)
『キャッチコピー自己紹介をやってみて,今までは,みんなの前で名前とかしか言えなかったけど,自分にキャッチコピーを付けるなんてユニークだと思った。キャッチコピーを付けるのは大変だったけど,そのぶん,自分のことを相手に伝えられたと思う。それに,これなら,第一印象もいいと思った。
また,スクリーンに絵を写したり,紹介する側も聞く側も楽しく飽きがこないのがいい。自分で考えて発表することも楽しいなと思った。』

 生徒2(女)
『キャッチコピー自己紹介という今までにやったことない自己紹介をしてみて,自分の長所や特長をあらためて見つめ直すことが出来ました。自分のやなところはすぐ分かるのに,いいところって探すのが難しいなと思いました。
これから自分をアピールすることはすごく大切になると思います。表現の仕方をいろいろ考えて,自分の心ををみがいて,みんなに伝えられるようになりたいと思いました。
また機会があったらやってみたいです。』

指導上の留意点
自己紹介で相手に伝えようとする内容をキャッチコピーを付けることによって明確にするだけではなく,これをはじめとして,伝え方や内容の工夫の方法を考える手がかりとなるようする。

参考資料
ファシリテーション革命 中野民夫 岩波アクティブ新書

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