具体的な実践事例
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  高等学校 情報A 茨城県立鉾田第一高等学校 津賀 宗充
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 ■コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 □一斉学習 □グループ学習 ■個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 □展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 □教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け □教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ □プロジェクタ □スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
メールは利用する場面,方法を工夫すれば,様々な授業に応用できる。ここでは,課題を提示して回収するツールとして利用している。

単元名
「電子メールの活用法」
学習指導要領との対応:
情報A  内容 (2) 情報の収集・発信と情報機器の活用
情報の収集・発信における問題点
(4) 情報機器の発達と生活の変化
情報社会への参加と情報技術の活用

指導目標
(1) 身近に存在する著作権などの問題を考えることにより,情報モラルへの興味・関心を高める。
(2) メールの基本的な操作方法(メールの送受信,返信の方法)を確認する。

指導計画
(1) メールで課題内容及び参考となるWebページを提示する。
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(2) 指導者から送信されたメールを受信し,自分が考える問題を選ぶ。
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(3) 選んだ課題について,参考となるWebページや検索エンジンを利用して,自分の考えをまとめる。ワークシートなどを併用することで,コンピュータの操作に不慣れな生徒へも配慮する。
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(4) 課題メールに返信し,選んだ課題に対する自分の考えを入力し,指導者に送信する。
(5) ここまでが1時間の内容である。返信された課題をもとにして,次の時間からまとめの学習に入る。まとめについては,生徒からの反応により変化させていく。ただし,最終的には情報モラル全般にわたって触れられるように配慮する。

指導上の留意点
今回は全生徒に用意してあるWebメールを利用して授業を展開したが,校内だけで利用できる校内メールなどを併用することにより,セキュリティや情報モラルなどに考慮した授業が展開できる。校内メールとしては,専用のメールサーバを設置することも可能だが,「CoAT」などのグループウェアを利用することにより,実習に必要な環境を 簡単に構築することができる。

参考資料
(1) 文化庁
 http://www.bunka.go.jp/
(2) 特許庁
 http://www.jpo.go.jp/
(3) 社団法人日本教育工学振興会
 http://www.japet.or.jp/ideaqa/
(4) 社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会
 http://www.accsjp.or.jp/
(5) 社団法人著作権情報センター
 http://www.cric.or.jp/qa/qa.html
(6) 社団法人日本複写権センター
 http://www.jrrc.or.jp/
(7) 社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)
 http://www.jasrac.or.jp/profile/copyright/index.html
(8) ネットワーク音楽著作権普及・啓発プロジェクト
 http://www.music-copyright.jp/
(9) 社団法人日本レコード協会(RIAJ)
 http://www.riaj.or.jp/
(10) 学校グループウェアシステム「CoAT」
 http://www.kinosita.itabashi.tokyo.jp/ishide/coatweb/

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