具体的な実践事例
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  高等学校 地理B 兵庫県立長田高等学校 秋山 伸彦
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 □導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 ■動機付け □教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 ■比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
日本でのニュータウン開発についての授業で,代表的なニュータウン開発を時系列で捉えながら理解させるために,クロノス・システムを用いて実践する。

単元名
「村落・都市の機能と生活」
学習指導要領との対応:
内容 (3) 現代世界の諸課題の地理的考察
 居住,都市問題の地域性

指導目標
都市の構造を理解する中で,日本のニュータウンの開発を「クロノス」を用いて時系列で概観し,その特徴を理解させる。

指導計画
(1) 日本での代表的なニュータウン(多摩・千葉・筑波・高蔵寺・千里・泉北・関西学術研究都市)の立地場所を地図で確認し,都市圏との関係を考察させる。
(2) クロノス・システムを用いて各自がクロノマトリクスを航行し,それぞれのニュータウンの開発の歴史を概観し,確認させる。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(3) 日本でのニュータウン開発は,各時代背景に応じて変化・発展してきたことを理解させる。

指導上の留意点
地図ではニュータウンの大都市圏との相対的位置だけでなく,他の立地特性(交通機関・ニュータウンの特徴など)にも気づかせたい。ニュータウンの開発についてクロノス・システムを用いて時系列で概観する中では,単にニュータウン開発を開発年だけで追うのではなく,その時の時代背景を併せて理解させていきたい。また,開発後経過時間と共に社会・住民構成の変化などにも触れておきたい。同時にマルチビュー機能を活用し,世界の各都市のニュータウンの状況・発展経緯・ニュータウンの特徴などと比較することも必要である。

参考資料
文部科学省平成15年度教育情報共有化促進モデル事業
  クロノス・プロジェクト
 http://www.hyogo-c.ed.jp/H15/joho/h15cronus/

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