具体的な実践事例
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  高等学校 体育 兵庫県立明石北高等学校 福島 充佳
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 ■コンピュータ教室 □特別教室 ■体育館 
■運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 ■グループ学習 ■個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 ■まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 ■学習者の説明資料 ■繰り返しによる定着 ■モデルの提示 ■失敗例の提示 □体験の想起 ■比較 ■振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 ■デジタルカメラ ■ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ ■CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
ラグビートップリーグのコーチと連携して開発されたボール運動用コンテンツを活用することで,授業で必要なときに,いつでも一流の指導や練習方法の理解・工夫を教員と生徒が行い,より分かりやすい授業が実践できる。

単元名
「ラグビー」
学習指導要領との対応:
内容 E 球技 エ ラグビー

指導目標
(1) スペースボールを通してラグビーの基本技能とスペース感覚を身につける。
(2) ラグビーの特性に関心を持ち,楽しさや喜びを味わえるよう互いに協力して進んで練習やゲームができるようにする。
(3) 勝敗に対して公正な態度がとれるようにする。
(4) 健康・安全に留意して練習やゲームができるようにする。

指導計画
(1) ボールに慣れる。
a. 各班(6〜7人)グリッドに入り,サークルパスを行う。(左・右・内向き・外向き)
b. 左右にスローする四角パスを行う。
c. 各班2〜3名のおにを決め,パスを回しておににボールでタッチするおにごっこを通して,ラグビーボールに慣れる。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(2) パス・キャッチの技能を習得する。
a. 班ごとにランニングパスを行う。
b. ディフェンスにタッチされないように,2対1でパスを行う。
c. ディフェンスにタッチ・インターセプトされないように3対2でパスを行う。
(3) スペースボールのゲームをする。
a. インターネット上の動画コンテンツを見ながらスペースボールについて理解する。
b. スクラムハーフ,スタンドオフの役割を決めて,6対6,9対9でゲームを行う。
(4) スクラム・モールをつくる。
a. 5人ずつで互いに協力してスクラムを組み,スクラムハーフがボールを投入する。
b. 3人ずつでモールをつくる。
c. 2班で協力し,スクラムからライン攻撃の練習を行う。
d. 2班で協力し,モールからライン攻撃の練習を行う。
(5) スペースボールのゲームをする。
a. 12対12でゲームを行い,その様子を,テレビ会議システムを利用して専門家に見てもらう。
b. ゲームの録画映像を見ながら専門家による遠隔指導を受ける。
c. 指導内容に重点をおいてプレーする。

指導上の留意点
テレビ会議システムを活用した専門家による遠隔指導の際,学校での授業の様子を伝えるために,4台のビデオカメラをセットした。3台は高い位置から,1台はCCDカメラを指導者の目線に合わせて頭部に装着し,いろいろな角度からゲームの様子を撮影し,指導に活用した。

参考資料
体育科スペースボール授業内容研究会Webページ
  (平成15年度教育情報共有化促進モデル事業)
 http://www.hyogo-c.ed.jp/H15/joho/h15SpaceB/

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