高等学校　母子看護　岡山県立倉敷中央高等学校　尾崎　須美子

授業場所 □普通教室　□コンピュータ教室　■特別教室　□体育館　 □運動場　□屋外　□その他〔　〕 授業形態 ■一斉学習　□グループ学習　□個別学習　□補習　□その他〔　〕 ITを活用する場面 ■導入　■展開　■まとめ　□その他〔　〕 ITを主に活用する者 ■教員　□学習者　□その他〔　〕 ITを活用する目的 □課題の提示　■動機付け　■教員の説明資料　■学習者の説明資料　■繰り返しによる定着　■モデルの提示　■失敗例の提示　■体験の想起　■比較　■振り返り　□体験の代行　□その他〔　〕 活用するIT ■コンピュータ　■プロジェクタ　□スクリーン　■電子ホワイトボード　□実物投影機　□デジタルカメラ　□ビデオ　□インターネット　■デジタルコンテンツ　□CD-ROM　□スピーカー　□その他〔　〕 生まれたばかりの新生児に対して切迫した処置の様子や，胎盤の計測法，臍帯や臍動脈・臍静脈など，新生児の看護をリアリティーに見ることができる。 「新生児の看護」 学習指導要領との対応： 内容　（３） 新生児の看護 新生児の看護を行うために必要な基礎的な能力と態度を育てる。指導に際して，実際の新生児の看護に関する動画コンテンツを使用する。 （１） 電子ホワイトボードに提示された実際の看護場面(動画)を見て，分娩直後の新生児に対する看護の方法及び手順を理解する。 気道の確保，体温の保持，目・臍の処置，身体計測，身体の清潔 （２） 電子ホワイトボードに提示された実際の処置場面(動画)を見て，胎盤の観察と計測の方法を理解する。 大きさ，厚み，重さ，臍帯の長さ，卵膜の損傷の程度，臍帯切断面における臍動脈と臍静脈の数と位置 （３） 電子ホワイトボードに提示された実際の動画を見て，新生児の生理的特徴を理解する。 新生児黄疸の測定方法，新生児の反射 （４） 電子ホワイトボードに提示された動画を見ながら，正しい授乳の方法を理解する。また，産前の保健指導と胎児心音の測定方法について理解する。 授乳の実際，妊婦の保健指導，胎児心音の聴取 （５） 電子ホワイトボードに提示された静止画を見て，産科病棟の環境と必要な機器を知り，それぞれの働きを理解する。 産科病棟の実際，産科に必要な機器 （６） 新生児看護の役割を考え，発表する。 （１） 教科書や看護臨床実習の時に学習した各自のレポート等を参照させながら，デジタルコンテンツを活用し，新生児の看護を行うために必要な基礎的知識・技術を視覚的に再学習させる。また，わかりにくい臍帯における動脈，静脈の素材の部分では黒板も利用しながら説明を加える。 （２） 授乳指導や新生児反射など，臨床実習での体験を活かしながら，科学的な根拠を持った新生児看護の援助法が定着することを目指す。また，胎児心音などを実際に聴くことで，生命の尊厳を自覚するとともに，女子高校生の中にある母性の感覚を養いたい。 （１） 平成15年度文部科学省情報共有化促進モデル事業 　　看護コンテンツ活用授業研究会開発ディジタルコンテンツ 　http://www.jyose.pref.okayama.jp/kangokoho/index.htm （２） 岡山県情報教育センター(平成14年度開発コンテンツ) 　http://www.jyose.pref.okayama.jp/gakusyu_shien/index_gakusyushien.html （３） 文部科学省「看護科資料 　http://www.cec.or.jp/hs-ss/kango/