具体的な実践事例
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  高等学校 数学I 岡山県立落合高等学校 岡田誠
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ □スクリーン ■電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
二次関数の最大・最小というわかりにくい領域を,ITを活用してわかりやすく教えられる。現実的な問題の解法を通して,数学を身近に感じられる。

単元名
「二次関数の最大・最小」
学習指導要領との対応:
内容 (2) 二次関数

指導目標
(1) 現実的な問題について,二次関数を活用し問題解決できることを知り,数学の有用性について理解する。

指導計画
(1) 図形的な問題をデジタルコンテンツを使いながら復習する。
 
 図形的な問題
長さ10cmの線分AB上に点Pをとり,APを1辺とする正方形とBPを1辺とする正方形を作る。この2つの正方形の面積の和を最小にするには,APを何cmにすればよいか。
 
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
 
(2) 本時の学習課題「現実的な問題」をデジタルコンテンツを使いながらわかりやすく提示する。
 
 現実的な問題
幅20cmのトタン板の両端をそれぞれ直角に折り曲げてといを作るとき,流れる水量を最大にするには,両端から何cmずつ折り曲げればよいか。ただし,左右対称に折り曲げるものとする。
 
(3) (2)の問題を二次関数の最大・最小の問題として捉え,デジタルコンテンツも利用しながら,解法を説明する。
 
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
 
(4) 各自,他の同質の演習問題を二次関数を用いて解く。
 
 演習問題
直角をはさむ2辺の長さの和が30cmの直角三角形において,その面積が最大になるのは,どのような場合か。
 
(5) (4)の問題の解法をデジタルコンテンツを活用しながら説明する。
 
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k
 
(6) 本時のまとめとして,数学の有用性について触れる。

指導上の留意点
(1) 板書では表せない正確な図や動的なイメージを,デジタルコンテンツを活用して,わかりやすく表現する。
(2) 興味の持ちにくい二次関数をデジタルコンテンツを活用することで,少しでも興味を持たせ,数学の有用性を理解させる。

参考資料
(1) 友田勝久氏による関数グラフソフト「GRAPES」
 http://okumedia.cc.osaka-kyoiku.ac.jp/~tomodak/grapes/
(2) 岡山県情報教育センター 数学教材
 http://www2.jyose.pref.okayama.jp/math/index.html

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