具体的な実践事例
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  中学校・3年 理科(第2分野) 神奈川県川崎市東橘中学校 渡邊一浩
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館 
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 ■グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 ■モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT □コンピュータ □プロジェクタ □スクリーン □電子ホワイトボード ■実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー ■その他〔TVモニター・顕微鏡投影装置・スライドフィルム〕

セールスポイント
身近なところにある細菌を顕微鏡投影装置を通して,全員で同時に観察し,技術的なサポートを受けながら学習を深めていく実践である。

単元名
「微生物のはたらきと生物のつながり」
学習指導要領との対応:
内容
(7) 自然と人間
自然と環境
(ア) 微生物の働きを調べ,植物,動物及び微生物を栄養摂取の面から相互に関連付けてとらえるとともに,自然界では,これらの生物がつり合いを保って生活していることを見いだすこと。

指導目標
(1) 身近なところにいる微生物,菌類・細菌類の存在に気づかせ,生物のつながりにおけるその役割を理解させる。

指導計画
(1) 身近にいるいろいろな菌類・細菌類のスライドフィルムを顕微鏡投影装置(実物投影機)で視聴する。
 
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
 
(2) 乳酸菌やナットウ菌を観察のため,固定・染色する。
(3) 乳酸菌・ナットウ菌のモニタ画像をみせ,顕微鏡操作のポイントを的確に指示する。
 
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
 
(4) 菌類・細菌類のはたらきについて,日常生活において見られる現象から考察し,植物や動物との関係,有機物の循環について理解させる。

指導上の留意点
(1) 顕微鏡の観察指導では,高倍率が要求されるほど,つまずきの原因が生徒自身につかめないことが多い。顕微鏡の視野と同じ画像を共有することで,「見えた」という喜びにつながる。机間巡視の指導と併用するとよい。

参考資料
(1) 学研スライド「生物のつながり」
(2) 啓林館「課題研究の指導」

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