具体的な実践事例
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  小学校・6年 理科 埼玉大学教育学部附属小学校 引間和彦
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 ■グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 ■まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 ■学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 ■比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT □コンピュータ □プロジェクタ □スクリーン □電子ホワイトボード ■実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ □インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔拡大提示装置・ディスプレイ〕

セールスポイント
拡大提示装置・モニタを利用し,導入時に教員が事象提示をしたり,展開で児童が観察した結果を確認したり,まとめで確認した結果を提示しながら説明したりする簡便な実践

単元名
「大地のつくりと変化」
学習指導要領との対応:
第6学年 内容 C 地球と宇宙
(1)
地層は,流れる水の働きや火山の噴火によってでき,化石が含まれているものがあること。

指導目標
(1) 提示された土について調べ,火山や水の働きでできたことを示す手がかりを用いて,その土地がどのようにしてできたものかを推論することができる。

指導計画
(1) 椀かけ法で洗い出した土中の鉱物を提示し,水や火山の働きでできたことを示す手がかりについて想起する。(事象提示)
 
ビデオクリップサムネール1
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(2) 提示された2つの土が,どのようにしてできたものかを知る方法を確認し,椀かけ法で,それぞれの土を洗い出す。
 
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(3) 顕微鏡や拡大提示装置を使って土を観察し,手がかりを探す。
 

 

 
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※教員が解説を加えているところ
 
(4) それぞれの土地ができた働きを推論し,グループごとに結論を出す。
 
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(5) 推論した結果を発表し合い,クラスで話し合う。
 
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指導上の留意点
(1) 十分に洗い出しができていないと鉱物の結晶が見えにくいので,椀かけ法について丁寧に説明する。
(2) 拡大提示装置については,児童がピントを合わせるのは難しいところもあるので,ピントを固定して活用させるようにする。
(3) 火山と水の働きを決める手がかりは,結晶の角がとがっているか,丸みを帯びているかである。さらに,ロームであることがわかればよりはっきりする。(本授業では,2つの土ともロームを使用した。)

参考資料
(1) 椀かけ法について
a. 東京書籍「新しい理科」教師用指導書研究編6下
 p53「火山灰中の鉱物を調べる」参照
b. 日本標準 親子で楽しむ「埼玉の自然たんけん」
 p78「赤土の洗い出し」参照
(2)

拡大提示装置について

a. 本実践で活用した拡大提示装置は,学研マイクロビデオスコープミニMVS-3である。
  参考Webページ
http://www.gakken-eizo.com/school/rika/index.html

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