具体的な実践事例
小学校 中学校 高校 特別支援教育 活用ポイントで探す オススメ 初心者向け Top
  小学校・6年 社会 富山県富山市立寒江小学校 笹原克彦
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 □導入 ■展開 □まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り ■体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
防毒マスクや布製ランドセル,おもちゃなどが置かれた民家を再現した画像を見ることによって,戦時中の国民生活が戦争と強く結びついていたことを,具体的にとらえることができる。

単元名
「戦争を体験した人々とくらし」
学習指導要領との対応:
第6学年 内容 (1) ク

日華事変,我が国にかかわる第二次世界大戦,日本国憲法の制定,オリンピックの開催などについて調べ,戦後我が国は民主的な国家として出発し,国民生活が向上し国際社会の中で重要な役割を果たしてきたことが分かること。

指導目標
(1) 第二次世界大戦の頃の民家の様子を手がかりに,今と違っている衣服や道具について気づいたことを話し合うことによって,戦時下の国民生活が戦争と強く結びついていたことに気づく。

指導計画
(1) 防毒マスクや布製ランドセル,木製・紙製のおもちゃなどが置かれた第二次世界大戦の頃の民家を再現した画像を見て,今は使われていないものや,使われているけれど形の違うものをできるだけたくさん見つけて書き出す。
 
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
 
(2) 見つけたことを,デジタルコンテンツを提示しながら発表することによって,戦時下の国民生活が戦争と強く結びついていたことに気づく。
 
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k
 
(3) 第二次世界大戦の終わり頃に,日本各地が空襲にあったことやその被害がどのようなものであったかを,資料をもとに調べて理解する。

指導上の留意点
(1) 室内を再現した画像はプロジェクタを通して提示し,全員で同じ画像を見ながら考えることができるようにする。画像は印刷して配布し,児童各自が気づいたことを書き込めるようにすると良い。
(2) 見つけたことを記入する際には,「今は使われていないものや,使われているけれど形の違うもの」という風に,視点を明確にすると,生活における戦争との結びつきをとらえやすい。
(3) 発表の際には,拡大画像を示しながら,説明させるようにすると,具体的に理解しやすい。拡大して見ることで,全体写真で気づかなかった発見が期待できる。

参考資料
[デジタルコンテンツ]
(1) 第二次世界大戦の頃の民家の室内(指導計画(1)で活用)
(2) 第二次世界大戦の頃の家庭で使われていた道具,衣服等の拡大画像(指導計画(2)で活用)
(3) 東京大空襲の動画(指導計画(3)で活用)
[コンテンツのURL]
(4) デジタルコンテンツで楽しい授業づくり研究会
 http://d-tano.axisz.jp/main/
(5) 教育用画像素材集
 http://www2.edu.ipa.go.jp/gz/

IT授業実践ナビ〜授業でITを使ってみませんか〜