具体的な実践事例
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  小学校・3年 理科 宮崎県宮崎市立池内小学校 水野宗市
IT活用のポイント
授業場所 ■普通教室 □コンピュータ教室 □特別教室 □体育館
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 □展開 ■まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 □学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 ■課題の提示 ■動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 □その他〔 〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ □ビデオ ■インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
事例をスクリーンに拡大提示し,それについて実際に実験を行いながら,その仕組みについて学級全体で考えながら学習を進めていく実践である。

単元名
「じしゃくのひみつをみつけよう」(啓林館)
学習指導要領との対応:
第3学年 内容 B 物質とエネルギー
(3) 磁石を使い,磁石に付く物や磁石の働きを調べ,磁石の性質についての考えをもつようにする。

指導目標
(1) 磁石についた鉄も磁石となり,磁石でこすれば鉄を磁石にすることができるという見方や考え方ができるようにする。

指導計画
(1) ヘアピンを磁石につけ,別のヘアピンをそれにつけるというデジタルコンテンツをプロジェクタにより投影する。音声を出さず,画面だけの提示にする。
(2) 課題(なぜ,磁石についているヘアピンに別のヘアピンがつくのか)を明確にし,それについて考える。(ワークシート使用)
(3) 実際に鉄くぎを用いて自分で実験をしながら考える。
(4) どうして磁石につけたヘアピン(鉄くぎ)に別のヘアピン(鉄くぎ)がつくのか(磁石化している)を考える。
(5) デジタルコンテンツの画像を活用し,自分なりの考えを説明する。
(6) 再度,デジタルコンテンツを音声付きで見直す。(磁石になっていることの確認)
 
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
 
(7) 鉄を磁石にする方法について考える。
(8) 磁石にする方法について知り(デジタルコンテンツの活用),実際にやってみる。
 
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
 

指導上の留意点
(1) デジタルコンテンツが説明付きになっているので,導入の段階では音声を出さずに提示する方が児童の意欲も高まる。
(2) デジタルコンテンツについては,重要な部分で停止し,課題を明確にしたり児童の考えをその画面を活用しながら考えたりするようにする。
(3) 事例の提示だけでなく,実際の実験を通しながらその理由について考えていくようにする。

参考資料
(1) NHK3年理科「ふしぎいっぱい」Webページ 
 クリップ「じしゃく」
 http://www.nhk.or.jp/rika3/
  2002年度 第16回「じしゃくにつけよう」  
【クリップ】「じしゃくの力は伝わる」「じしゃくをつくる」

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