小学校・５年　音楽　東京都三鷹市立第一小学校　坂田明子

授業場所 □普通教室　■コンピュータ教室　□特別教室　□体育館 □運動場　□屋外　□その他〔　〕 授業形態 □一斉学習　■グループ学習　□個別学習　□補習　□その他〔　〕 ITを活用する場面 ■導入　■展開　■まとめ　□その他〔　〕 ITを主に活用する者 ■教員　■学習者　□その他〔　〕 ITを活用する目的 □課題の提示　□動機付け　□教員の説明資料　□学習者の説明資料　□繰り返しによる定着　□モデルの提示　□失敗例の提示　□体験の想起　□比較　□振り返り　□体験の代行　■その他〔作品づくり／交流〕 活用するIT ■コンピュータ　■プロジェクタ　■スクリーン　□電子ホワイトボード　□実物投影機　□デジタルカメラ　□ビデオ　□インターネット　□デジタルコンテンツ　□CD-ROM　□スピーカー　■その他〔ＴＶ対応端末〕 コンピュータを使い，児童の自由な発想を生かして変奏曲作りをし，友達や地域の人と交流したり，専門家に助言をもらい音楽性を高める。 「ぼくもわたしも作曲家」〜『かえるのうた』の変奏曲づくりに挑戦！〜 学習指導要領との対応： 第５学年及び第６学年　内容　Ａ　表現 （４） 音楽をつくって表現できるようにする。 ア 　曲の構成を工夫し，簡単なリズムや旋律をつくって表現すること。 イ 　自由な発想を生かして表現し，いろいろな音楽表現を楽しむこと。 （１） 友だちと協力して，意欲的に変奏曲づくりをする。 （２） 曲の仕組みを理解し，イントラネットやTV対応端末を活用して，変奏曲づくりをする。 （３） 友だちの工夫のよさを感じ取りながら，演奏を聴き合う。 （全８時間） 第１次　曲の仕組みについて知る。 （１） 曲の仕組みについて学習する。（第１時） ａ．　音符，休符，拍子，リズムについて復習する。 （２） ８小節の簡単なふしをつくり，楽譜に書いて表す。（第２時） （３） できあがったふしを聴き，曲づくりに興味をもつ。（第２時） 第２次　友だちや地域の人と交流し，コンピュータで曲を完成させる。（第３時） （１） キューブミュージックで曲づくりの練習をする。 ａ．　音符などの入力練習をする。 （２） 「かえるのうた」のメロディーを入力する。 ａ．　音色，速さを変える。 （３） 「かえるのうた」のリズム伴奏をつくる。 ａ．　リズム譜をつくる。 ｂ．　音色，速さを変える。 ★ヒントカードの活用 (音符，音階，休符，リズム譜など曲づくりに必要な事項を盛り込んだカード) （４） 「かえるのうた」の低音部をつくる。（第４時） （５） できあがったものを聴く。（第４時） （６） できあがったものをイントラネット掲示板に載せる。（第４時） （７） イントラネット掲示板を開き，助言・感想を見たり書き込んだりする。 （第５時） （８） イントラネット掲示板を開き，助言・感想を見る。（第６時） （９） 専門家の助言を聞いて，譜面を直す。（第６時） イメージに合わせて，音色，速さ，拍子を変える。（第６時） （10） できあがった曲を聴き合う。（第６時） 第３次　作った曲を楽器で演奏する。（第７時） （１） 作った曲に合う楽器を選んで，グループごとに演奏の練習をする。（第８時） （２） 発表する。 （１） この事例では，児童の自由な発想を生かして変奏曲作りをするとともに友だち同士や地域の人との交流を通して，豊かなコミュニケーション能力を育てる。 （２） 友だちや専門家の方とイントラネットやＴＶ対応端末を通して，交流がスムーズにいくように配慮するとともに，児童に曲作りの楽しさを味わわせることができるようにする。 （１） 使用機器及びソフトウェア ａ． ＰＣデスクトップ　１８台 【IBM　Aptiva300GL，　IBM　Aptiva300PL，IBM　Net　Vista6843-44J】 ｂ． 統合ソフト　ハイパーキューブねっとJr． ｃ． ＴＶ対応端末（フォーマ） ｄ． イントラネット掲示板 （２） 【生徒の作品例】 「かえるのうた〜アラビアン・ホラーハウス編」 　 　「かえるのうた〜古代民族がえる」