具体的な実践事例
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  中学校・2年 音楽 東京都文京区立第十中学校 滝浦盛
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 ■コンピュータ教室 □特別教室 □体育館
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 □一斉学習 ■グループ学習 □個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 □導入 ■展開 ■まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 □教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 □動機付け □教員の説明資料 □学習者の説明資料 □繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 ■その他〔生徒の創造的な(音楽)活動〕
活用するIT ■コンピュータ □プロジェクタ □スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 □デジタルカメラ ■ビデオ ■インターネット □デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー ■その他〔MIDI音源・WAVE音素材 映像とサウンドを結びつけ編集するソフトウェア 作曲・編集用ソフトウェア〕

セールスポイント
映像に生徒も持っている自由な感性で音(楽)を挿入するため,授業に対する食らいつきがよく,生徒の音楽的創造性を引き出すことができる。

単元名
「映像のイメージをコンピュータで表現しよう」
学習指導要領との対応:
第2学年及び第3学年 内容 A 表現 (1)
表現したいイメージや曲想をもち,様々な音素材を生かして自由な発想による即興的な表現や創作をすること。
指導計画の作成と内容の取扱い 2
(2) 各学年の「A表現」及び「B鑑賞」 の指導にあたっては,適宜,自然音や環境音などについても取扱うとともに,コンピュータや教育機器の活用も工夫すること。

指導目標
(1) 映像と,音楽の諸要素の働きとによる曲想や雰囲気とを結びつけることができるようにする。
(2) 様々なメディアを生かして創作したり,表現することの楽しさを体験させる。

指導計画
(5時間扱い)
第1次(第1時)
(1)
各グループごとに指定された映像を見ながら,どの場面にどのような音や音楽を挿入したらよいかについて話し合わせる。(作業I)
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
第2次(第2時〜第4時)
(2) 選んだ音色や,作ったメロディーを映像に取り込んで編集を行い,見直しを行い作品を完成させる。(作業II)
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k
(3)
完成した作品を発表させるとともに,自己評価,相互評価をさせ,更に内容をよりよくする方法について各自考えさせる。

(作業Iの映像) (作業IIの映像) (作業IIの映像)
映像を選択している画面の画像 効果音を貼り付けている画面の画像 映像に合わせて音楽を創作している画面の画像
【映像を選択している画面】 【効果音を貼り付けている画面】 【映像に合わせて音楽を
創作している画面】
   
ビデオクリップサムネール4
ビデオ300k ビデオ150k
ビデオクリップサムネール5
ビデオ300k ビデオ150k
ビデオクリップサムネール6
ビデオ300k ビデオ150k
【生徒作品I】 【生徒作品II】 【生徒作品III】

指導上の留意点
(1) 学習に使用する映像は,あまり長いものではなく1分程度のものを使用する。
(2) 5〜6人程度で1グループを作り,音楽制作と効果音選択の役割分担を行う。
(3) 効果音の選択を短時間で済ませるため,あらかじめどの部分にどのような音を挿入するのか,しっかり計画を立てさせる。

参考資料
(使用ソフト・インターネットなど)
(1) 「Digion Sound3」(映像とサウンドを結びつけ編集するソフトウェア)
(2) 「音楽帳 Ver3.0」(作曲・編集用ソフトウェア)
(3) 「音効大全集」(効果音収録ソフトウェア)
(4) 「素材畑」(効果音収録ソフトウェア)
(5)
そのほか,効果音を収録するためにインターネットを活用した。
http://www.ss.iij4u.or.jp/~kura/yamakasa6.htm
http://www.dosanko.co.jp/sound/basori.au
http://www.asahi-net.or.jp/~ay9t-itkr/mizumoto.html

【生徒の作った作品例】
譜面例 譜面例

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