具体的な実践事例
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  中学校・1年 技術・家庭(家庭分野) 茨城県千代川村立千代川中学校 小澤千佳子
IT活用のポイント
授業場所 □普通教室 □コンピュータ教室 ■特別教室 □体育館
□運動場 □屋外 □その他〔 〕
授業形態 ■一斉学習 □グループ学習 ■個別学習 □補習 □その他〔 〕
ITを活用する場面 ■導入 ■展開 ■まとめ □その他〔 〕
ITを主に活用する者 ■教員 ■学習者 □その他〔 〕
ITを活用する目的 □課題の提示 □動機付け ■教員の説明資料 □学習者の説明資料 ■繰り返しによる定着 □モデルの提示 □失敗例の提示 □体験の想起 □比較 □振り返り □体験の代行 ■その他〔学習成果の記録〕
活用するIT ■コンピュータ ■プロジェクタ ■スクリーン □電子ホワイトボード □実物投影機 ■デジタルカメラ □ビデオ □インターネット ■デジタルコンテンツ □CD-ROM □スピーカー □その他〔 〕

セールスポイント
調理のポイント等をまとめた動画クリップやプレゼンテーションを作成し,個々の実態に応じた支援と調理実習の効率化を図った実践である。

単元名
「心と体においしい食生活をしよう」
学習指導要領との対応:
家庭分野 内容
A 食品の選択と日常食の調理の基礎について,次の事項を指導する。
イ 簡単な日常食の調理ができること。

指導目標
(1) 野菜や肉の調理上の性質を理解し,煮込み料理をつくることができる。
(2) 計画にそって安全や作業の能率に留意し,野菜や肉の基本的な調理操作ができる。
(3) 環境に配慮した調理実習を行うことができる。

指導計画
(1)
学習課題を確認する。
学習課題:「野菜がたっぷりとれる煮込み料理をつくろう」
(2)
調理のポイントを確認する。
a.  ホワイトシチューの調理についてまとめたプレゼンテーションソフトを使って,調理のポイントを確認し合う。
b.  環境に配慮した調理実習を行うための注意点を考える。
ビデオクリップサムネール1
ビデオ300k ビデオ150k
(3)
野菜や肉の調理上の性質を考えながら,計画に従って調理をする。
a.  下ごしらえをする。
ア.  肉に下味をつける。
イ.  ホワイトシチューに適した切り方で野菜を切る。
* 野菜の切り方がわからないときには,ビデオクリップを見て確認する。
ビデオクリップサムネール2
ビデオ300k ビデオ150k
 
b.  材料の性質を生かした加熱の手順を考えながら,煮込む。
* 手順をプロジェクタで提示しておく。
c.  ルーをつくる。
d.  煮込んだ材料とルーを合わせ,ホワイトシチューを仕上げる。
e.  もりつけをし,デジタルカメラで記録をする。
ビデオクリップサムネール3
ビデオ300k ビデオ150k
(4) 試食をし,野菜や肉の調理上の性質を生かした調理ができたか確かめる。
(5) 環境に配慮しながら,後片づけをする。
(6) 学習のまとめと自己評価をする。

指導上の留意点
(1) 生徒の調理経験などの実態に合わせ,事前にプレゼンテーションソフトを使って調理のポイントをまとめておくと能率よく作業に取り組むことができる。
(2) 野菜の切り方の模範をビデオ撮影しておき,自由にコンピュータで見ることができるようにしておくと,指導の効率化が図れる。
(3) 調理のできあがりをデジタルカメラで記録しておくと,実践の意欲付けとしてレシピ集などを作成するときに生かすことができる。

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